まず、定積分の性質を利用して、積分区間を整理します。
∫52(12x2+7)dx−∫52(12x2+7)dx=0であるため、この二つの積分は相殺されます。 したがって、与えられた式は、
∫−12(12x2+7)dx−∫−32(12x2+7)dx となります。
さらに、定積分の性質を利用して、積分区間をまとめます。
∫−12(12x2+7)dx−∫−32(12x2+7)dx=∫−12(12x2+7)dx+∫2−3(12x2+7)dx=∫−1−3(12x2+7)dx もしくは、
∫−12(12x2+7)dx−∫−32(12x2+7)dx=−∫2−1(12x2+7)dx−∫−32(12x2+7)dx =−∫−32(12x2+7)dx−∫2−1(12x2+7)dx =−∫−3−1(12x2+7)dx =∫−1−3(12x2+7)dx 次に、積分を計算します。
∫(12x2+7)dx=12∫x2dx+7∫dx=12⋅3x3+7x+C=4x3+7x+C したがって、
∫−1−3(12x2+7)dx=[4x3+7x]−1−3=(4(−3)3+7(−3))−(4(−1)3+7(−1)) =(4(−27)−21)−(4(−1)−7)=(−108−21)−(−4−7)=−129−(−11)=−129+11=−118