次の関数を微分せよ。 $y = (1 + \log x)^2$

解析学微分合成関数対数関数
2025/7/22
以下に、問題の解答を示します。どの問題を解くか指定されていないため、画像にある問題4(1)を解きます。

1. 問題の内容

次の関数を微分せよ。
y=(1+logx)2y = (1 + \log x)^2

2. 解き方の手順

この関数は合成関数なので、合成関数の微分公式を使用します。
y=f(g(x))y = f(g(x))のとき、dydx=f(g(x))g(x)\frac{dy}{dx} = f'(g(x)) \cdot g'(x)となります。
この場合、f(u)=u2f(u) = u^2g(x)=1+logxg(x) = 1 + \log xと考えると、y=f(g(x))y = f(g(x))となります。
まず、f(u)=u2f(u) = u^2を微分すると、
f(u)=2uf'(u) = 2u
次に、g(x)=1+logxg(x) = 1 + \log xを微分すると、
g(x)=1xg'(x) = \frac{1}{x}
したがって、合成関数の微分公式より、
dydx=f(g(x))g(x)=2(1+logx)1x=2(1+logx)x\frac{dy}{dx} = f'(g(x)) \cdot g'(x) = 2(1 + \log x) \cdot \frac{1}{x} = \frac{2(1 + \log x)}{x}

3. 最終的な答え

dydx=2(1+logx)x\frac{dy}{dx} = \frac{2(1 + \log x)}{x}

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