100から300までの整数のうち、6の倍数全体の集合をA、15の倍数全体の集合をBとする。このとき、$n(A \cap B)$と$n(A \cup B)$を求めよ。

代数学集合倍数包含と排除の原理
2025/7/24

1. 問題の内容

100から300までの整数のうち、6の倍数全体の集合をA、15の倍数全体の集合をBとする。このとき、n(AB)n(A \cap B)n(AB)n(A \cup B)を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、AAの要素数n(A)n(A)を求める。100以上300以下の6の倍数の個数を求める。
最小の6の倍数は、6×17=1026 \times 17 = 102であり、最大の6の倍数は6×50=3006 \times 50 = 300である。したがって、n(A)=5017+1=34n(A) = 50 - 17 + 1 = 34となる。
次に、BBの要素数n(B)n(B)を求める。100以上300以下の15の倍数の個数を求める。
最小の15の倍数は、15×7=10515 \times 7 = 105であり、最大の15の倍数は15×20=30015 \times 20 = 300である。したがって、n(B)=207+1=14n(B) = 20 - 7 + 1 = 14となる。
次に、ABA \cap Bの要素数n(AB)n(A \cap B)を求める。ABA \cap Bは6の倍数かつ15の倍数である数の集合なので、30の倍数の集合である。
最小の30の倍数は、30×4=12030 \times 4 = 120であり、最大の30の倍数は30×10=30030 \times 10 = 300である。したがって、n(AB)=104+1=7n(A \cap B) = 10 - 4 + 1 = 7となる。
最後に、ABA \cup Bの要素数n(AB)n(A \cup B)を求める。これは、
n(AB)=n(A)+n(B)n(AB)n(A \cup B) = n(A) + n(B) - n(A \cap B)
で計算できる。したがって、n(AB)=34+147=41n(A \cup B) = 34 + 14 - 7 = 41となる。

3. 最終的な答え

n(AB)=7n(A \cap B) = 7
n(AB)=41n(A \cup B) = 41

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