**(1) の解き方**
まず、xを消去することを考えます。
1つ目の式を2倍して、3つ目の式に足し合わせます。
2(x+2y−3z)+(2x+5y−8z)=2(1)+4 2x+4y−6z+2x+5y−8z=2+4 4x+9y−14z=6 次に、1つ目の式を2倍して、2つ目の式に足し合わせます。
2(x+2y−3z)+(−2x−3y+4z)=2(1)+0 2x+4y−6z−2x−3y+4z=2 次に、2つ目の式をxを消去するために利用します。
1つ目の式を2倍して、2つ目の式と足します。
2(x+2y−3z)+(−2x−3y+4z)=2(1)+0 2x+4y−6z−2x−3y+4z=2 次に、1つ目の式を-2倍して3つ目の式と足します。
−2(x+2y−3z)+(2x+5y−8z)=−2(1)+4 −2x−4y+6z+2x+5y−8z=2 ここで、y−2z=2 より、y=2z+2 この式を 1つ目の式に代入します。
x+2(2z+2)−3z=1 x+4z+4−3z=1 最後に、2つ目の式に代入すると
−2(−z−3)−3(2z+2)+4z=0 2z+6−6z−6+4z=0 z は任意の実数となり不定解となります。
z=k とすると、x=−k−3、y=2k+2 となります。 **(2) の解き方**
まず、xを消去することを考えます。
1つ目の式を2倍して、2つ目の式に足し合わせます。
2(x−2y+z)+(−2x+y+2z)=2(3)+1 2x−4y+2z−2x+y+2z=6+1 −3y+4z=7 次に、1つ目の式を-3倍して、3つ目の式に足し合わせます。
−3(x−2y+z)+(3x−3y−z)=−3(3)+6 −3x+6y−3z+3x−3y−z=−9+6 3y−4z=−3 ここで、−3y+4z=7 と 3y−4z=−3 を足し合わせます。 (−3y+4z)+(3y−4z)=7+(−3) これは矛盾しているので、解なしです。