直線 $y = \frac{3}{2}x + 2$ と直線 $y = ax + 6$ の交点をAとし、直線 $y = ax + 6$ 上に点Bをとる。点Aの座標は(2, 5)、点Bのx座標は8である。 (1) $a$の値を求めよ。 (2) 点Bのy座標を求めよ。 (3) 直線 $y = \frac{3}{2}x + 2$ とy軸との交点をC、直線OAと直線BCとの交点をDとする。 ① 点Dの座標を求めよ。 ② $\triangle ADB$の面積を求めよ。

代数学一次関数連立方程式座標平面図形
2025/7/25

1. 問題の内容

直線 y=32x+2y = \frac{3}{2}x + 2 と直線 y=ax+6y = ax + 6 の交点をAとし、直線 y=ax+6y = ax + 6 上に点Bをとる。点Aの座標は(2, 5)、点Bのx座標は8である。
(1) aaの値を求めよ。
(2) 点Bのy座標を求めよ。
(3) 直線 y=32x+2y = \frac{3}{2}x + 2 とy軸との交点をC、直線OAと直線BCとの交点をDとする。
① 点Dの座標を求めよ。
ADB\triangle ADBの面積を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 点A(2, 5)は直線 y=ax+6y = ax + 6 上にあるので、これを代入してaaの値を求める。
5=2a+65 = 2a + 6
2a=12a = -1
a=12a = -\frac{1}{2}
(2) 点Bのx座標は8であり、点Bは直線 y=12x+6y = -\frac{1}{2}x + 6 上にあるので、x=8x = 8を代入してy座標を求める。
y=12(8)+6=4+6=2y = -\frac{1}{2}(8) + 6 = -4 + 6 = 2
よって、点Bの座標は(8, 2)。
(3) ① 直線 y=32x+2y = \frac{3}{2}x + 2 とy軸との交点Cは(0, 2)。
点A(2, 5)と原点O(0, 0)を通る直線OAの方程式は、y=52xy = \frac{5}{2}x
点B(8, 2)と点C(0, 2)を通る直線BCの方程式は、y=2y = 2
直線OAと直線BCの交点Dの座標は、52x=2\frac{5}{2}x = 2より、x=45x = \frac{4}{5}
よって、点Dの座標は(45,2)(\frac{4}{5}, 2)
② 点A(2, 5)、点B(8, 2)、点D(45\frac{4}{5}, 2)
ADB\triangle ADBの面積を求める。点Aから直線BDに垂線を下ろし、その交点をEとする。
直線BDはy=2なので、点Eの座標は(2, 2)。
線分DEの長さは845=3658 - \frac{4}{5} = \frac{36}{5}
点Aから直線BDへの距離は52=3|5 - 2| = 3
ADB=12×DB×3\triangle ADB = \frac{1}{2} \times DB \times 3
DB=845=365DB = 8 - \frac{4}{5} = \frac{36}{5}
ADB=12×(845)×(52)=12×365×3=10810=545\triangle ADB = \frac{1}{2} \times (8 - \frac{4}{5}) \times (5-2) = \frac{1}{2} \times \frac{36}{5} \times 3 = \frac{108}{10} = \frac{54}{5}

3. 最終的な答え

(1) a=12a = -\frac{1}{2}
(2) 点Bのy座標: 2
(3) ① 点Dの座標: (45,2)(\frac{4}{5}, 2)
ADB\triangle ADBの面積: 545\frac{54}{5}

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