数列 $24, a, b, \dots$ は等差数列であり、数列 $a, b, 8, \dots$ は等比数列であるとき、$a$ と $b$ の値を求める問題です。

代数学数列等差数列等比数列連立方程式二次方程式
2025/7/25

1. 問題の内容

数列 24,a,b,24, a, b, \dots は等差数列であり、数列 a,b,8,a, b, 8, \dots は等比数列であるとき、aabb の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、等差数列の性質から、aabb の関係式を導きます。等差数列では、隣り合う項の差が一定なので、
a24=baa - 24 = b - a
整理すると、
2a=b+242a = b + 24
b=2a24b = 2a - 24 (1)
次に、等比数列の性質から、aa, bb, 88 の関係式を導きます。等比数列では、隣り合う項の比が一定なので、
ba=8b\frac{b}{a} = \frac{8}{b}
整理すると、
b2=8ab^2 = 8a (2)
(1)を(2)に代入して、aa の方程式を立てます。
(2a24)2=8a(2a - 24)^2 = 8a
4a296a+576=8a4a^2 - 96a + 576 = 8a
4a2104a+576=04a^2 - 104a + 576 = 0
a226a+144=0a^2 - 26a + 144 = 0
(a8)(a18)=0(a - 8)(a - 18) = 0
よって、a=8a = 8 または a=18a = 18
(i) a=8a = 8 のとき、(1)より
b=2(8)24=1624=8b = 2(8) - 24 = 16 - 24 = -8
(ii) a=18a = 18 のとき、(1)より
b=2(18)24=3624=12b = 2(18) - 24 = 36 - 24 = 12
したがって、(a,b)=(8,8)(a, b) = (8, -8) または (a,b)=(18,12)(a, b) = (18, 12) となります。

3. 最終的な答え

(a,b)=(8,8),(18,12)(a, b) = (8, -8), (18, 12)

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