(1) (3x + y)^3 を展開します。
二項定理または展開公式 (a+b)3=a3+3a2b+3ab2+b3 を使用します。 a=3x, b=y を代入すると、 (3x+y)3=(3x)3+3(3x)2y+3(3x)y2+y3=27x3+27x2y+9xy2+y3 (2) (4x - 3y)^3 を展開します。
二項定理または展開公式 (a−b)3=a3−3a2b+3ab2−b3 を使用します。 a=4x, b=3y を代入すると、 (4x−3y)3=(4x)3−3(4x)2(3y)+3(4x)(3y)2−(3y)3=64x3−144x2y+108xy2−27y3 (3) (4a + 2)(16a^2 - 8a + 4) を展開します。
これは和と差の積の公式 A3+B3=(A+B)(A2−AB+B2) に似ています。 A=4a, B=2 とすると、 (4a+2)((4a)2−(4a)(2)+22)=(4a)3+23=64a3+8 (4) (3a - 5b)(9a^2 + 15ab + 25b^2) を展開します。
これは差と積の公式 A3−B3=(A−B)(A2+AB+B2) に似ています。 A=3a, B=5b とすると、 (3a−5b)((3a)2+(3a)(5b)+(5b)2)=(3a)3−(5b)3=27a3−125b3 (5) 64x^3 + y^3 を因数分解します。
和の3乗の公式 A3+B3=(A+B)(A2−AB+B2) を使用します。 A=4x, B=y とすると、 64x3+y3=(4x+y)((4x)2−(4x)y+y2)=(4x+y)(16x2−4xy+y2) (6) 27ax^3 - 8ay^3 を因数分解します。
まず a でくくり出すと、a(27x3−8y3) となります。 次に、差の3乗の公式 A3−B3=(A−B)(A2+AB+B2) を使用します。 A=3x, B=2y とすると、 27x3−8y3=(3x−2y)((3x)2+(3x)(2y)+(2y)2)=(3x−2y)(9x2+6xy+4y2) したがって、27ax3−8ay3=a(3x−2y)(9x2+6xy+4y2) (7) (2x + 3y)^5 を二項定理を用いて展開します。
二項定理より、
(2x+3y)5=∑k=05(k5)(2x)5−k(3y)k =(05)(2x)5(3y)0+(15)(2x)4(3y)1+(25)(2x)3(3y)2+(35)(2x)2(3y)3+(45)(2x)1(3y)4+(55)(2x)0(3y)5 =1⋅32x5⋅1+5⋅16x4⋅3y+10⋅8x3⋅9y2+10⋅4x2⋅27y3+5⋅2x⋅81y4+1⋅1⋅243y5 =32x5+240x4y+720x3y2+1080x2y3+810xy4+243y5 (8) (x - 2y)^6 を二項定理を用いて展開します。
二項定理より、
(x−2y)6=∑k=06(k6)(x)6−k(−2y)k =(06)x6(−2y)0+(16)x5(−2y)1+(26)x4(−2y)2+(36)x3(−2y)3+(46)x2(−2y)4+(56)x1(−2y)5+(66)x0(−2y)6 =1⋅x6⋅1+6⋅x5⋅(−2y)+15⋅x4⋅4y2+20⋅x3⋅(−8y3)+15⋅x2⋅16y4+6⋅x⋅(−32y5)+1⋅1⋅64y6 =x6−12x5y+60x4y2−160x3y3+240x2y4−192xy5+64y6 (9) (3x + 4y)^5 の展開式における x^4y の項の係数を求めます。
二項定理より、x^4y の項は (15)(3x)4(4y)1=5⋅81x4⋅4y=1620x4y したがって、係数は 1620 です。
(10) (4x - y)^6 の展開式における xy^5 の項の係数を求めます。
二項定理より、xy^5 の項は (56)(4x)1(−y)5=6⋅4x⋅(−y5)=−24xy5 したがって、係数は -24 です。