直線 $y = \frac{1}{4}x + 1$ と直線 $y = ax - 2$ が点Aで交わっており、点Aのx座標は-4である。点Bは直線 $y = \frac{1}{4}x + 1$ 上の点、点Cは直線 $y = ax - 2$ 上の点で、点Bと点Cのx座標は等しい。 (1) $a$ の値を求めよ。 (2) 点Bのy座標が3であるとき、三角形OACの面積を求めよ。 (3) 点B, Cからy軸に垂線をひき、y軸との交点をそれぞれD, Eとする。点Bのx座標を $t$ とするとき、  ① 線分BCの長さを $t$ を用いて表せ。  ② 四角形BDECが正方形であるとき、$t$ の値を求めよ。

代数学一次関数連立方程式図形面積
2025/7/28
はい、この数学の問題を解きましょう。

1. 問題の内容

直線 y=14x+1y = \frac{1}{4}x + 1 と直線 y=ax2y = ax - 2 が点Aで交わっており、点Aのx座標は-4である。点Bは直線 y=14x+1y = \frac{1}{4}x + 1 上の点、点Cは直線 y=ax2y = ax - 2 上の点で、点Bと点Cのx座標は等しい。
(1) aa の値を求めよ。
(2) 点Bのy座標が3であるとき、三角形OACの面積を求めよ。
(3) 点B, Cからy軸に垂線をひき、y軸との交点をそれぞれD, Eとする。点Bのx座標を tt とするとき、
 ① 線分BCの長さを tt を用いて表せ。
 ② 四角形BDECが正方形であるとき、tt の値を求めよ。

2. 解き方の手順

(1)
点Aは2つの直線の交点であり、x座標が-4なので、 y=14×(4)+1=1+1=0y = \frac{1}{4} \times (-4) + 1 = -1 + 1 = 0。よって点Aの座標は(-4, 0)。
点Aは直線 y=ax2y = ax - 2 上にあるので、 0=a×(4)20 = a \times (-4) - 2。これを解くと、 4a=24a = -2 より a=12a = -\frac{1}{2}
(2)
点Bのy座標が3であるとき、3=14x+13 = \frac{1}{4}x + 1。これを解くと、 14x=2\frac{1}{4}x = 2 より x=8x = 8。したがって点Bの座標は(8, 3)。
点Cのx座標は点Bのx座標と等しいので、点Cのx座標は8。点Cは直線 y=12x2y = -\frac{1}{2}x - 2 上にあるので、y=12×82=42=6y = -\frac{1}{2} \times 8 - 2 = -4 - 2 = -6。したがって点Cの座標は(8, -6)。
三角形OACの面積は、底辺OAの長さが4、高さが点Cのy座標の絶対値6であるから、 12×4×6=12\frac{1}{2} \times 4 \times 6 = 12
(3)
① 点Bのx座標が tt なので、点Bのy座標は 14t+1\frac{1}{4}t + 1
点Cのx座標も tt であり、点Cは直線 y=12x2y = -\frac{1}{2}x - 2 上にあるので、点Cのy座標は 12t2-\frac{1}{2}t - 2
線分BCの長さは、点Bと点Cのy座標の差の絶対値であるから、
BC=(14t+1)(12t2)=14t+1+12t+2=34t+3=34t+3BC = |(\frac{1}{4}t + 1) - (-\frac{1}{2}t - 2)| = |\frac{1}{4}t + 1 + \frac{1}{2}t + 2| = |\frac{3}{4}t + 3| = \frac{3}{4}t + 3 (t>0t > 0 より)。
② 四角形BDECが正方形であるとき、BD = BC。
BDは点Bのx座標であるから tt
したがって、 t=34t+3t = \frac{3}{4}t + 3
14t=3\frac{1}{4}t = 3 より、 t=12t = 12

3. 最終的な答え

(1) a=12a = -\frac{1}{2}
(2) 三角形OACの面積は 12
(3)
 ① 線分BCの長さは 34t+3\frac{3}{4}t + 3
 ② t=12t = 12

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