$a \geq 1$ のとき、$a^2 \geq 1$ が成り立つことを証明し、等号が成り立つ場合を調べる。

代数学不等式証明因数分解二次不等式
2025/7/28

1. 問題の内容

a1a \geq 1 のとき、a21a^2 \geq 1 が成り立つことを証明し、等号が成り立つ場合を調べる。

2. 解き方の手順

まず、a1a \geq 1 であることから、a10a - 1 \geq 0 であることがわかります。
次に、a21a^2 - 1 を因数分解します。
a21=(a1)(a+1)a^2 - 1 = (a - 1)(a + 1)
a1a \geq 1 であるから、a+12>0a + 1 \geq 2 > 0 です。
a10a - 1 \geq 0a+1>0a + 1 > 0 より、 (a1)(a+1)0(a - 1)(a + 1) \geq 0 となります。
よって、a210a^2 - 1 \geq 0 となり、a21a^2 \geq 1 が証明されました。
等号が成り立つのは、a2=1a^2 = 1 のときです。
a2=1a^2 = 1 のとき、a=±1a = \pm 1 ですが、a1a \geq 1 という条件より、a=1a = 1 のときのみ等号が成り立ちます。

3. 最終的な答え

a1a \geq 1 のとき、a21a^2 \geq 1 が成り立つ。等号が成り立つのは a=1a = 1 のとき。

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