(6) 2つの変量 $x, y$ について、次のデータが与えられている。 $x: 4, 1, 2, 2, 6$ $y: 6, 2, 4, 6, 2$ (i) 共分散を求めよ。 (ii) 相関係数を求めよ。 (7) $\triangle ABC$ において、$AC = 3, AB = \sqrt{3}, \angle C = 30^\circ$とする。 (i) $0^\circ < \angle B < 90^\circ$ のとき、$\angle B$、$\angle A$、$BC$を求めよ。 (ii) $90^\circ \le \angle B < 180^\circ$ のとき、$\angle B$、$\angle A$、$BC$を求めよ。 (8) 図において、$AT$ は円の接線、$A$ は接点であり、弧 $AB$ と弧 $BC$ の長さは等しく、$\angle ABC = 40^\circ$ である。このとき、$\angle BAT$を求めよ。
2025/7/28
回答します。
1. 問題の内容
(6) 2つの変量 について、次のデータが与えられている。
(i) 共分散を求めよ。
(ii) 相関係数を求めよ。
(7) において、とする。
(i) のとき、、、を求めよ。
(ii) のとき、、、を求めよ。
(8) 図において、 は円の接線、 は接点であり、弧 と弧 の長さは等しく、 である。このとき、を求めよ。
2. 解き方の手順
(6)
(i) 共分散を求める。
まず、 と の平均を計算する。
次に、 と の偏差を計算する。
の偏差:
の偏差:
共分散は、偏差の積の平均で求められる。
共分散
(ii) 相関係数を求める。
の標準偏差:
の標準偏差:
相関係数
(7)
(i) 余弦定理より、
or
のとき、正弦定理より、
のとき、これは であるため、 は二等辺三角形。 となる。
これは、 の場合に反するので不適。よって、で
(ii)
余弦定理より、
(8) 弧 と弧 の長さが等しいので、
とする。
接弦定理より、
3. 最終的な答え
(6) (i) 共分散:
(ii) 相関係数:
(7) (i) 、、
(ii) 、、.( が180度未満なので、を満たさない)
のとき、、、
(8)
訂正:
(7)において正弦定理を用いると、
(i) の時、なので、、よって
なので.
(ii) の時, ,
(8) 弧AB=弧BCなので、円周角より角BAC=角BCA=xとする。
三角形の内角の和より、x+x+40=180, x=70。
接弦定理より、角BAT=角BCAなので、70度
最終的な答え
(6) (i) 共分散:
(ii) 相関係数:
(7) (i) 、、
(ii) 、、
(8) ではない、