(1) サイコロを3回投げたとき、Pの座標が(3, 0)である確率
3回のうち、1, 2の目が3回出るか、3の目が1回出て1,2の目が0回出るか、3の目が0回出て1,2の目が3回出るかのいずれかである必要があります。
* 1, 2の目が3回出る場合:確率は (62)3=(31)3=271 * 3の目が1回、1, 2の目が0回出る場合:3の目が1回出る場合、確率は 61、そして、4, 5, 6のいずれかの目が2回出る場合、確率は (63)2=(21)2=41 よって、3回のうち3の目が1回出る確率は、3C1(61)1(65)2=3×61×3625=21675=7225。3の目が1回出てx座標が2、残り2回で1,2の目が出ずにy座標が0になるのは、出た目が3, 4, 5, 6となるような確率です。61×65×65=21625. 3が1回出てx座標が2になるのは1通りなので、残り2回でx座標が1になることはありえません。 したがって、(3,0)になるのは、1,2が3回出る場合のみです。
(2) サイコロを3回投げたとき、Pのy座標が2である確率
y座標が2となるためには、4, 5, 6のいずれかの目が2回出ればよいです。
* 4, 5, 6の目が2回、その他1回の場合:3C2(63)2(63)1=3×(21)2×21=83 * 4, 5, 6の目が3回の場合:(63)3=(21)3=81 よって、確率は 83+81=84=21 (3) サイコロを6回投げたとき、Pの座標が(5, 2)である確率
x座標が5、y座標が2となるためには、以下の組み合わせが考えられます。
* 1, 2の目が5回、4, 5, 6の目が2回:この場合は、1,2の目が5回、4,5,6の目が2回、3の目が0回です。6C5(62)5(63)2=6×(31)5×(21)2=6×2431×41=9726=1621 * 1, 2の目が3回、3の目が1回、4, 5, 6の目が2回:この場合は、1, 2の目が3回、3の目が1回、4,5,6の目が2回です。3!1!2!6!(62)3(61)1(63)2=26×5×4×(31)3×61×(21)2=60×271×61×41=64860=545 合計すると、1621+545=1621+16215=16216=818 (4) サイコロを6回投げたとき、Pのx座標が5であったという条件のもとで、Pのy座標が2である条件付き確率
Pのx座標が5となるのは以下の組み合わせです。
* 1, 2の目が5回、3の目が0回:確率は6C5(62)5(64)1=6×(31)5×32=72912。ただし、y座標は0なので、これは条件に当てはまらない。 * 1, 2の目が3回、3の目が1回:確率は6C33C1(62)3(61)1(63)2=3!1!2!6!(31)3(61)1(21)2=26×5×4×271×61×41=20×271×61×41=64820=1625 * 1, 2の目が1回、3の目が2回:確率は6C15C2(62)1(61)2(63)3=6×10(31)(361)(81)=86460=725 x座標が5である確率をP(X=5)とすると、P(X=5) = 1625. P(Y=2|X=5) = P(X=5 and Y=2) / P(X=5) = 16258/81=16216/162162 * x=5かつy=2となる場合 1,2が3回、3が1回、4,5,6が2回。これはすでに計算済みで、確率は545。 よって、P(Y=2|X=5) = 77768705/54