30以下の自然数において、4の倍数の集合をA、6の倍数の集合をBとするとき、以下の集合の要素の個数を求める問題です。 (1) $n(B)$ (2) $n(A \cap B)$ (3) $n(A \cup B)$ (4) $n(\overline{A} \cap B)$
2025/8/3
1. 問題の内容
30以下の自然数において、4の倍数の集合をA、6の倍数の集合をBとするとき、以下の集合の要素の個数を求める問題です。
(1)
(2)
(3)
(4)
2. 解き方の手順
(1) : 30以下の6の倍数の個数を求めます。
なので、6の倍数は6, 12, 18, 24, 30の5個です。
(2) : 4の倍数かつ6の倍数、つまり12の倍数の個数を求めます。
なので、12の倍数は12, 24の2個です。
(3) : 和集合の要素の個数は、で求められます。
は30以下の4の倍数の個数なので、より7個です。
は(1)で求めたように5個です。
は(2)で求めたように2個です。
したがって、です。
(4) : Aの補集合とBの共通部分の要素の個数を求めます。これは、「Bの要素のうち、Aに含まれない要素の個数」と言い換えられます。
つまり、「6の倍数だが、4の倍数ではない数」の個数です。
6の倍数は6, 12, 18, 24, 30です。このうち4の倍数であるのは12, 24です。
したがって、求める個数は5 - 2 = 3です。
3. 最終的な答え
(1) 5
(2) 2
(3) 10
(4) 3