問題4は、2つの一次関数 $y = \frac{3}{4}x + 3$ (直線l) と $y = -x + 6$ (直線m) が与えられたグラフに関する問題です。 (1) 直線lの切片を答えます。 (2) 点A(直線lと直線mの交点)を通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めます。ただし点Bは直線lとx軸の交点、点Cは直線mとx軸の交点です。 問題5は、ある電話会社の料金プランに関する問題です。 (1) 1か月に100分通話したときの電話料金を求めます。 (2) 1か月にx分通話したときの電話料金をy円とするとき、$x \geq 90$ のときのxとyの関係式を求めます。

代数学一次関数連立方程式グラフ切片交点料金プラン
2025/8/3
はい、承知いたしました。数学の問題を解いていきます。

1. 問題の内容

問題4は、2つの一次関数 y=34x+3y = \frac{3}{4}x + 3 (直線l) と y=x+6y = -x + 6 (直線m) が与えられたグラフに関する問題です。
(1) 直線lの切片を答えます。
(2) 点A(直線lと直線mの交点)を通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めます。ただし点Bは直線lとx軸の交点、点Cは直線mとx軸の交点です。
問題5は、ある電話会社の料金プランに関する問題です。
(1) 1か月に100分通話したときの電話料金を求めます。
(2) 1か月にx分通話したときの電話料金をy円とするとき、x90x \geq 90 のときのxとyの関係式を求めます。

2. 解き方の手順

問題4
(1) 直線lの式は y=34x+3y = \frac{3}{4}x + 3 です。切片はy軸との交点のy座標なので、x=0を代入すると y=34(0)+3=3y = \frac{3}{4}(0) + 3 = 3 となります。
(2)
まず、点Aの座標を求めます。2直線の交点なので、連立方程式を解きます。
y=34x+3y = \frac{3}{4}x + 3
y=x+6y = -x + 6
34x+3=x+6\frac{3}{4}x + 3 = -x + 6
74x=3\frac{7}{4}x = 3
x=127x = \frac{12}{7}
y=127+6=307y = -\frac{12}{7} + 6 = \frac{30}{7}
よって、点Aの座標は (127,307)(\frac{12}{7}, \frac{30}{7}) です。
次に、点Bの座標を求めます。直線lとx軸の交点なので、y=0を代入します。
0=34x+30 = \frac{3}{4}x + 3
34x=3-\frac{3}{4}x = 3
x=4x = -4
よって、点Bの座標は (4,0)(-4, 0) です。
次に、点Cの座標を求めます。直線mとx軸の交点なので、y=0を代入します。
0=x+60 = -x + 6
x=6x = 6
よって、点Cの座標は (6,0)(6, 0) です。
三角形ABCの面積を2等分する直線は、辺BCの中点を通ります。BCの中点Mの座標は、
(4+62,0+02)=(1,0)(\frac{-4 + 6}{2}, \frac{0 + 0}{2}) = (1, 0) です。
点A(127,307)(\frac{12}{7}, \frac{30}{7}) と点M(1,0)(1, 0) を通る直線の式を求めます。
傾きは 30701271=30757=6\frac{\frac{30}{7} - 0}{\frac{12}{7} - 1} = \frac{\frac{30}{7}}{\frac{5}{7}} = 6 です。
y=6(x1)y = 6(x - 1)
y=6x6y = 6x - 6
問題5
(1) 100分通話した場合、90分までは無料、超過分は10分です。
超過分の料金は 10×25=25010 \times 25 = 250 円です。
基本使用料が1100円なので、合計料金は 1100+250=13501100 + 250 = 1350 円です。
(2) x90x \geq 90 のとき、超過分の通話時間は x90x - 90 分です。
超過分の料金は (x90)×25=25x2250(x - 90) \times 25 = 25x - 2250 円です。
基本使用料が1100円なので、合計料金yは
y=1100+25x2250y = 1100 + 25x - 2250
y=25x1150y = 25x - 1150

3. 最終的な答え

問題4
(1) 3
(2) y=6x6y = 6x - 6
問題5
(1) 1350円
(2) y=25x1150y = 25x - 1150

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