(4) 円柱の一部
この図形は、半径2cm、高さ10cmの円柱を半分にしたものです。
まず、円柱全体の表面積と体積を求めます。
円柱の表面積は、
2πr2+2πrh ここで、r=2 cm, h=10 cmなので、 2π(2)2+2π(2)(10)=8π+40π=48π (cm2) 円柱の体積は、
ここで、r=2 cm, h=10 cmなので、 π(2)2(10)=40π (cm3) 円柱を半分にした図形の表面積は、円柱の表面積の半分に、長方形の面積を加えます。長方形の面積は、2r×h=4×10=40 (cm2) です。 したがって、求める表面積は、
48π/2+40=24π+40 (cm2) 体積は、円柱の体積の半分なので、
40π/2=20π (cm3) (5) 四角柱
この図形は、底面が4cm x 4cmの正方形、高さが6cmの四角柱です。
表面積は、
2×(4×4)+4×(4×6)=2×16+4×24=32+96=128 (cm2) 体積は、
4×4×6=16×6=96 (cm3) (6) 正四角錐
この図形は、底面が6cm x 6cmの正方形、側面の三角形の高さが4cmの正四角錐です。
まず、側面の三角形の面積を求めます。
三角形の面積は、(1/2)×base×heightなので、(1/2)×6×5=15 (cm2)です。側面は4つあるので、側面積は 4×15=60 (cm2) です。 底面積は、6×6=36 (cm2) です。 したがって、表面積は、
60+36=96 (cm2) 次に、体積を求めます。
正四角錐の高さhを求めます。底面の中心から側面の頂点までの距離は、底面の対角線の半分であり、32となります。高さhは、斜辺が4cm、底辺が32の直角三角形の高さなので、h=52−32=4。 あるいは、52−(6/2)2=25−9=4 体積は、
(1/3)×base area×height=(1/3)×(6×6)×4=(1/3)×36×4=12×4=48 (cm3)