点A(-2, 5, 0)と点B(2, 3, -4)を通る直線lについて、以下の問題を解く。 (1) 直線lをパラメータ表示する。 (2) 原点(0, 0, 0)から直線lに下ろした垂線と直線lとの交点Pの座標を求める。
2025/8/4
1. 問題の内容
点A(-2, 5, 0)と点B(2, 3, -4)を通る直線lについて、以下の問題を解く。
(1) 直線lをパラメータ表示する。
(2) 原点(0, 0, 0)から直線lに下ろした垂線と直線lとの交点Pの座標を求める。
2. 解き方の手順
(1) 直線lのパラメータ表示
直線lは、点Aと点Bを通るので、ベクトル は直線lの方向ベクトルとなる。
直線l上の任意の点をP(x, y, z)とすると、パラメータtを用いて、
と表せる。したがって、
より、
(2) 交点Pの座標
点Pは直線l上の点であるから、Pの座標はパラメータtを用いて、
と表せる。
原点Oから直線lに下ろした垂線と直線lとの交点がPであるから、 は直線lの方向ベクトル と垂直である。したがって、内積は0となる。
これをPの座標に代入して、
したがって、点Pの座標は(0, 4, -2)
3. 最終的な答え
(1) 直線lのパラメータ表示: , ,
(2) 交点Pの座標: (0, 4, -2)