四面体$ABCD$において、点$A$から平面$BCD$に下ろした垂線を$AO$とする。また、点$O$から直線$BC$に下ろした垂線を$OE$とする。このとき、以下のことを証明する。 (1) $BC$は平面$AEO$に垂直である。 (2) $AE \perp BC$

幾何学空間図形四面体垂直平面線分
2025/8/4

1. 問題の内容

四面体ABCDABCDにおいて、点AAから平面BCDBCDに下ろした垂線をAOAOとする。また、点OOから直線BCBCに下ろした垂線をOEOEとする。このとき、以下のことを証明する。
(1) BCBCは平面AEOAEOに垂直である。
(2) AEBCAE \perp BC

2. 解き方の手順

(1) BCBCが平面AEOAEOに垂直であることを示す。
AOAOは平面BCDBCDに垂直なので、AOBCAO \perp BCである。
OEBCOE \perp BC(仮定)
AOAOOEOEは平面AEOAEO上の交わる2直線であり、BCBCはこの両方に垂直である。
したがって、BCBCは平面AEOAEOに垂直である。
(2) AEBCAE \perp BCを示す。
(1)より、BCBCは平面AEOAEOに垂直である。
AEAEは平面AEOAEO上の直線なので、BCAEBC \perp AEである。
したがって、AEBCAE \perp BCが成り立つ。

3. 最終的な答え

(1) BCBCは平面AEOAEOに垂直である。
(2) AEBCAE \perp BC

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