(1) x軸上の点 $(\frac{6-4\sqrt{3}}{3}, 0)$ から円 $(x-2)^2 + y^2 = 4$ への接線の方程式と接点の座標を求める。 (2) 2つの円 $x^2 + y^2 = 1$ と $(x-2)^2 + y^2 = 4$ に共通に接する接線の方程式、線分ABの長さ、および円弧APCと円弧BQDおよび線分ABと線分CDとで囲まれた部分の面積を求める。
2025/8/4
## 解答
1. 問題の内容
(1) x軸上の点 から円 への接線の方程式と接点の座標を求める。
(2) 2つの円 と に共通に接する接線の方程式、線分ABの長さ、および円弧APCと円弧BQDおよび線分ABと線分CDとで囲まれた部分の面積を求める。
2. 解き方の手順
(1)
点 を通る接線の方程式を とおく。
円 の中心 (2,0) と直線 の距離が円の半径2に等しいことを利用する。
直線の方程式を変形すると となる。
点と直線の距離の公式より、
両辺を2乗して
よって、接線の方程式は である。
接点の座標を求める。 を円 に代入する。
接点の一つは
もう一つの接線は、 で同様に計算すると接点は
(2)
2つの円に共通に接する接線の方程式は とおく。
円 との接点は なので よって .
円 との接点は なので よって , . または .
円の中心間の距離は2であり、半径の差は1である。したがって接線の方程式は
線分ABの長さは、円の中心間の距離の2倍なので である。
円弧APCと円弧BQDおよび線分ABと線分CDとで囲まれた部分の面積は である。
3. 最終的な答え
(1)
接線の方程式は
接点の座標は
(2)
共通接線の方程式は
線分ABの長さは
面積は