長方形ABCDの辺BCはx軸上にあり、点Aは直線 $y = 2x$ 上に、点Dは直線 $y = -\frac{2}{3}x + 8$ 上にある。この長方形が正方形となるとき、点Bの座標を求める問題。

幾何学座標平面長方形正方形直線の方程式図形
2025/8/4

1. 問題の内容

長方形ABCDの辺BCはx軸上にあり、点Aは直線 y=2xy = 2x 上に、点Dは直線 y=23x+8y = -\frac{2}{3}x + 8 上にある。この長方形が正方形となるとき、点Bの座標を求める問題。

2. 解き方の手順

まず、正方形の一辺の長さを aa とおく。点Aは直線 y=2xy = 2x 上にあるので、点Aの座標は (x,2x)(x, 2x) と表せる。
点Bはx軸上にあるので、点Bの座標は (x,0)(x, 0) と表せる。
正方形の一辺の長さは aa なので、点Aのy座標は aa となる。
したがって、2x=a2x = a であるから、x=a2x = \frac{a}{2} となる。
点Aの座標は (a2,a)(\frac{a}{2}, a) となる。
点Dの座標は点Aの座標からx方向に aa だけ移動した点なので、点Dの座標は (a2+a,a)=(3a2,a)(\frac{a}{2} + a, a) = (\frac{3a}{2}, a) となる。
点Dは直線 y=23x+8y = -\frac{2}{3}x + 8 上にあるので、x=3a2x = \frac{3a}{2}, y=ay = a を代入すると、
a=233a2+8a = -\frac{2}{3} \cdot \frac{3a}{2} + 8
a=a+8a = -a + 8
2a=82a = 8
a=4a = 4
したがって、正方形の一辺の長さは4である。
点Bのx座標は点Aのx座標と同じなので、x=a2=42=2x = \frac{a}{2} = \frac{4}{2} = 2
したがって、点Bの座標は (2,0)(2, 0) となる。

3. 最終的な答え

(2, 0)

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