(1) log102=0.3010 より、 100.3010=2 であるから、100.3010×k=2k となる。 したがって、10−2=1001 なので、アは 1001、つまり 10−2 を選択します。 log102=0.3010 より、log1021=log102−1=−log102=−0.3010 したがって、イは 21 を選択します。 (2) 対数ものさしAにおいて、1の目盛りから右に log108 だけ離れた場所には8の目盛りがあります。なぜなら、2以上の整数nに対して、1の目盛りから右にlog10nだけ離れた場所にnの目盛りを書くからです。したがって、ウは log108 を選択します。 (3) 対数ものさしAの1の目盛りと対数ものさしBの2の目盛りを合わせたとき、対数ものさしAのaの目盛りに対応する対数ものさしBの目盛りはbになった。
対数ものさしAの1の目盛りはlog101=0の位置にあります。対数ものさしBの2の目盛りはlog102の位置にあります。 対数ものさしAのaの目盛りに対応する対数ものさしBの目盛りはbなので、b=a+2 と考えられます。この時、対数ものさしAの1の目盛りと対数ものさしBの2の目盛りを合わせたという事は a=log10a と 2=log102 の関係を表している事になるので、 b=log10a+log102。 b=log10(2a) したがって、エは b=log22aを選択します。 (4) 太郎さんの発言から、b=a+2 が成り立つ条件を考える。aとbは対数の目盛りの位置を表しているので、a=log10A、b=log10Bとすると、b=a+2 は log10B=log10A+2、つまり log10B=log10A+log10100=log10(100A) となる。よって、B=100A が成り立つとき、b=a+2 が成り立つ。したがって、オとカはそれぞれ100の倍数になるはずなので、オとカはそれぞれAとBの数字の差である。 対数ものさしAの8の目盛りと対数ものさしBのcより大きい5の目盛りを合わせると、対数ものさしAの1の目盛りと対数ものさしBのdの目盛りが合うとき、ある関係が成り立つ。
Aの8の目盛りとBの5の目盛りを合わせるので、log8+x=log5 つまり x=log5−log8 となる。 Aの1の目盛りとBのdの目盛りが合うので、0+x=logd つまり x=logd となる。 したがってlogd=log5−log8 よって、d=5/8