与えられた2次方程式 $x^2 - 2kx + 3k = 0$ について、以下の2つの問いに答える問題です。 * 2つの異なる実数解をもつような $k$ の値の範囲を求める。 * 2より大きい2つの異なる実数解をもつような $k$ の値の範囲を求める。
2025/8/9
1. 問題の内容
与えられた2次方程式 について、以下の2つの問いに答える問題です。
* 2つの異なる実数解をもつような の値の範囲を求める。
* 2より大きい2つの異なる実数解をもつような の値の範囲を求める。
2. 解き方の手順
* 2つの異なる実数解をもつ条件
2次方程式が2つの異なる実数解を持つためには、判別式 が正である必要があります。
したがって、 または となります。よって、4に当てはまるのは0で、5に当てはまるのは3です。
* 2より大きい2つの異なる実数解をもつ条件
とします。2つの解が2より大きいという条件は、以下の3つの条件で表されます。
1. 2つの異なる実数解を持つ(判別式 $D > 0$)
2. 軸 $x=k$ が2より大きい($k > 2$)
3. $f(2) > 0$
まず、判別式 より、 または 。
次に、 である必要があります。
最後に、 より、。
これらの条件をすべて満たす の範囲を求めます。
または と と を満たす は、。
したがって、6に当てはまるのは3で、7に当てはまるのは4です。
3. 最終的な答え
* 4: 0, 5: 3
* 6: 3, 7: 4