与えられた2次方程式 $x^2 - 2kx + 3k = 0$ について、以下の2つの問いに答える問題です。 * 2つの異なる実数解をもつような $k$ の値の範囲を求める。 * 2より大きい2つの異なる実数解をもつような $k$ の値の範囲を求める。

代数学二次方程式判別式解の範囲不等式
2025/8/9

1. 問題の内容

与えられた2次方程式 x22kx+3k=0x^2 - 2kx + 3k = 0 について、以下の2つの問いに答える問題です。
* 2つの異なる実数解をもつような kk の値の範囲を求める。
* 2より大きい2つの異なる実数解をもつような kk の値の範囲を求める。

2. 解き方の手順

* 2つの異なる実数解をもつ条件
2次方程式が2つの異なる実数解を持つためには、判別式 DD が正である必要があります。
D=(2k)24(1)(3k)=4k212k=4k(k3)>0D = (-2k)^2 - 4(1)(3k) = 4k^2 - 12k = 4k(k-3) > 0
したがって、k<0k < 0 または k>3k > 3 となります。よって、4に当てはまるのは0で、5に当てはまるのは3です。
* 2より大きい2つの異なる実数解をもつ条件
f(x)=x22kx+3kf(x) = x^2 - 2kx + 3k とします。2つの解が2より大きいという条件は、以下の3つの条件で表されます。

1. 2つの異なる実数解を持つ(判別式 $D > 0$)

2. 軸 $x=k$ が2より大きい($k > 2$)

3. $f(2) > 0$

まず、判別式 D>0D > 0 より、k<0k < 0 または k>3k > 3
次に、k>2k > 2 である必要があります。
最後に、f(2)=222k(2)+3k=44k+3k=4k>0f(2) = 2^2 - 2k(2) + 3k = 4 - 4k + 3k = 4 - k > 0 より、k<4k < 4
これらの条件をすべて満たす kk の範囲を求めます。
k<0k < 0 または k>3k > 3k>2k > 2k<4k < 4 を満たす kk は、3<k<43 < k < 4
したがって、6に当てはまるのは3で、7に当てはまるのは4です。

3. 最終的な答え

* 4: 0, 5: 3
* 6: 3, 7: 4

「代数学」の関連問題

$x^3 + y^3 + xy(xy + 1)$ を因数分解します。

因数分解多項式
2025/8/9

$x^3 + y^3 + xy(x+y+1)$ を因数分解しなさい。

因数分解多項式
2025/8/9

画像にある数学の問題を解きます。具体的には、以下の問題です。 問題2の(1) $4x + 7 = 19$、(2) $1 - 6x = 13$、(3) $3y + 22 = 6 - 5y$、(4) $6...

一次方程式文章問題連立方程式
2025/8/9

問題は2つのパートに分かれています。 パート1は次の4つの式を展開することです。 1. $3(2x+y+7)$

式の展開因数分解多項式
2025/8/9

$(\sqrt{2} + 1)(\sqrt{2} - 7)$ を計算します。

式の展開平方根の計算
2025/8/9

与えられた行列の階数を求めます。行列は $\begin{pmatrix} 2 & -1 & -1 \\ -1 & 2 & -1 \\ -1 & -1 & 2 \end{pmatrix}$ です。

線形代数行列階数行基本変形
2025/8/9

## 問題の内容

比例反比例関数の式座標
2025/8/9

$y$ が $x$ に比例する時、$x=3$ のとき $y=18$ である。$x=7$ のときの $y$ の値を求めよ。

比例座標
2025/8/9

プリントの問題を解きます。具体的には、以下の4つの問題があります。 * 問題1: $y$ は $x$ に比例し、$x=2$ のとき $y=8$ である。$y$ を $x$ の式で表しなさい。 * ...

比例反比例一次関数座標
2025/8/9

問題は二つあります。 (1) 表において、$y$は$x$に比例している。$x = 7$のときの$y$の値を求める。 (2) 図において、点A, B, Cの座標をそれぞれ答える。

比例座標一次関数
2025/8/9