まず、運動エネルギーの変化を計算します。
次に、摩擦力がした仕事を計算します。
エネルギー保存則を用いて、動摩擦係数を求めます。
初速度 v0=1.0 m/s、最終速度 v=0 m/s、移動距離 d=0.40 m、質量 m=2.0 kg、重力加速度 g=9.8 m/s2 運動エネルギーの変化 ΔKE は、 ΔKE=21mv2−21mv02=21(2.0 kg)(0 m/s)2−21(2.0 kg)(1.0 m/s)2=−1.0 J 摩擦力 Ff は、Ff=μkN=μkmg で表されます(ここで、μk は動摩擦係数、N は垂直抗力です)。 Wf=−Ffd=−μkmgd エネルギー保存則より、運動エネルギーの変化は摩擦力がした仕事に等しいので、
ΔKE=Wf −1.0 J=−μk(2.0 kg)(9.8 m/s2)(0.40 m) したがって、動摩擦係数 μk は、 μk=(2.0)(9.8)(0.40)1.0=7.841.0≈0.12755 有効数字2桁で答えるので、μk≈0.13