Aさんは家から駅へ向かう途中で忘れ物に気づき、家に戻ってから再び駅へ向かいました。Aさんの移動に関する情報とグラフが与えられています。これらの情報をもとに、Aさんの歩く速さ、グラフの作成、関数の式、時間、道のりを求める問題です。

代数学一次関数速さグラフ文章問題
2025/8/6

1. 問題の内容

Aさんは家から駅へ向かう途中で忘れ物に気づき、家に戻ってから再び駅へ向かいました。Aさんの移動に関する情報とグラフが与えられています。これらの情報をもとに、Aさんの歩く速さ、グラフの作成、関数の式、時間、道のりを求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 家を出発してから忘れ物に気付くまでのAさんの歩く速さを求める。
グラフより、10分で600m進んでいるので、速さは 600÷10=60600 \div 10 = 60 m/分。
(2) 忘れ物に気付いてから家に着くまでのxとyの関係を表すグラフを作成する。
忘れ物に気付いた地点は600m地点で、ここから75m/分で家に戻るので、家に着くまで 600÷75=8600 \div 75 = 8 分かかる。したがって、xは10分+8分=18分の時にy=0となる点をグラフに書き加える。グラフは(10,600)から(18,0)を結ぶ直線となる。解答用紙にグラフを記入する必要があるため、具体的なグラフの作成は省略。
(3) 定期券を持って家を出発してから駅に着くまでのyをxの式で表す。
家を出発してからの時間はx分。家についてから6分後に再出発するので、その間は時間は進むが道のりは変わらない。
家を出発してからxx分後の道のりは y=90(x6)y = 90(x-6)で表される。
したがって y=90x540y = 90x - 540
(4) 忘れ物に気付いた地点を再びAさんが通るのは、最初に出発してから何分後か。
忘れ物に気付いた地点は家から600m。
Aさんが家を出て6分後に再び出発し、毎分90mで進む。
600m地点を通るまでの時間をt分とすると、 90t=60090t = 600
t=60090=203t = \frac{600}{90} = \frac{20}{3} 分。
最初に出発してから6分+203\frac{20}{3}分後なので、 183+203=383\frac{18}{3} + \frac{20}{3} = \frac{38}{3} 分。
(5) Aさんが最初に出発してから駅に着くまでにかかった時間は、家から駅まで毎分36mの速さで歩いたときにかかる時間と等しい。Aさんの家から駅までの道のりは何mか。
最初に出発してから駅に着くまでにかかった時間をT分とする。
忘れ物に気づいてから家に戻るまで 600÷75=8600 \div 75 = 8 分かかる。
家に6分いた。
駅から駅までの距離をDとすると、駅までかかる時間は D÷36D \div 36 分。
T=10+8+6+D90=D36T = 10 + 8 + 6 + \frac{D}{90} = \frac{D}{36}
24+D90=D3624 + \frac{D}{90} = \frac{D}{36}
24=D36D90=5D2D180=3D180=D6024 = \frac{D}{36} - \frac{D}{90} = \frac{5D - 2D}{180} = \frac{3D}{180} = \frac{D}{60}
D=24×60=1440D = 24 \times 60 = 1440 m

3. 最終的な答え

(1) 60 m/分
(2) 解答用紙にグラフを作成
(3) y=90x540y = 90x - 540
(4) 383\frac{38}{3}
(5) 1440 m

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