ある携帯電話会社における2つの料金プラン(プランAとプランB)について、以下の問いに答える問題です。 * プランA: 基本料金500円 + 通話料金 (1分につき50円) * プランB: 通話時間に応じて料金が異なり、30分まで2500円、60分まで3500円、90分まで4000円、120分まで4500円です。 (1) 通話時間を $x$ 分、通話料金を $y$ 円としたとき、プランAのグラフを図に書きます。 (2) 通話時間を $x$ 分、通話料金を $y$ 円としたとき、プランBのグラフを図に書きます。 (3) 通話時間が40分のときと100分のとき、それぞれどちらのプランが安いか答えます。 (4) プランAとプランBの通話料金が等しくなる通話時間をすべて求めます。

代数学一次関数グラフ料金プラン不等式
2025/8/10

1. 問題の内容

ある携帯電話会社における2つの料金プラン(プランAとプランB)について、以下の問いに答える問題です。
* プランA: 基本料金500円 + 通話料金 (1分につき50円)
* プランB: 通話時間に応じて料金が異なり、30分まで2500円、60分まで3500円、90分まで4000円、120分まで4500円です。
(1) 通話時間を xx 分、通話料金を yy 円としたとき、プランAのグラフを図に書きます。
(2) 通話時間を xx 分、通話料金を yy 円としたとき、プランBのグラフを図に書きます。
(3) 通話時間が40分のときと100分のとき、それぞれどちらのプランが安いか答えます。
(4) プランAとプランBの通話料金が等しくなる通話時間をすべて求めます。

2. 解き方の手順

(1) プランAのグラフを作成します。
* 基本料金が500円なので、x=0x=0 のとき y=500y=500 となります。
* 通話料金は1分あたり50円なので、y=50x+500y = 50x + 500 と表されます。
* x=120x=120 のとき、y=50×120+500=6000+500=6500y = 50 \times 120 + 500 = 6000 + 500 = 6500 となります。
* (0, 500) と (120, 6500) を通る直線をグラフに描きます。
(2) プランBのグラフを作成します。
* 30分まで2500円なので、0分から30分まで y=2500y=2500 の水平な線を描きます。
* 60分まで3500円なので、30分を超えてから60分まで y=3500y=3500 の水平な線を描きます。
* 90分まで4000円なので、60分を超えてから90分まで y=4000y=4000 の水平な線を描きます。
* 120分まで4500円なので、90分を超えてから120分まで y=4500y=4500 の水平な線を描きます。
(3) プランAとプランBの料金を比較します。
* 40分のとき:
* プランA: y=50×40+500=2000+500=2500y = 50 \times 40 + 500 = 2000 + 500 = 2500
* プランB: 3500円
* したがって、プランAの方が安いです。
* 100分のとき:
* プランA: y=50×100+500=5000+500=5500y = 50 \times 100 + 500 = 5000 + 500 = 5500
* プランB: 4500円
* したがって、プランBの方が安いです。
(4) プランAとプランBの料金が等しくなる時間を求めます。
* プランBの料金が2500円のとき、プランAの料金も2500円になるのは、
50x+500=250050x + 500 = 2500
50x=200050x = 2000
x=40x = 40
* プランBの料金が3500円、4000円、4500円の場合、プランAの料金が同じになることはありません。グラフを描くと、プランAのグラフがプランBの水平なグラフと交差するのは、40分の時だけであることがわかります。

3. 最終的な答え

(1) プランAのグラフは (0, 500) と (120, 6500) を通る直線。
(2) プランBのグラフは、0-30分: 2500円、30-60分: 3500円、60-90分: 4000円、90-120分: 4500円の階段状のグラフ。
(3) ①40分のとき: プランA、②100分のとき: プランB
(4) 40分

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