20cmの釘抜きに60°の角度で30Nの力を加えたとき、点Oのまわりのモーメントを求める問題です。ただし、左回りを正とし、$\sqrt{3}=1.73$、有効数字2桁で答える必要があります。

応用数学モーメント力学三角関数物理
2025/3/11

1. 問題の内容

20cmの釘抜きに60°の角度で30Nの力を加えたとき、点Oのまわりのモーメントを求める問題です。ただし、左回りを正とし、3=1.73\sqrt{3}=1.73、有効数字2桁で答える必要があります。

2. 解き方の手順

モーメントは、力と距離の積で計算されます。ただし、力と距離が垂直でない場合は、力の垂直成分を求める必要があります。
まず、釘抜きに加わる力の垂直成分を計算します。
力の大きさは30N、角度は60°なので、垂直成分は30×sin(60)30 \times \sin(60^\circ)で計算できます。
sin(60)=32\sin(60^\circ) = \frac{\sqrt{3}}{2} なので、力の垂直成分は 30×32=15330 \times \frac{\sqrt{3}}{2} = 15\sqrt{3} Nとなります。
3=1.73\sqrt{3} = 1.73 を代入すると、15×1.73=25.9515 \times 1.73 = 25.95 N となります。
次に、距離をメートルに変換します。
20cm = 0.2m
モーメントの大きさは、×距離力 \times 距離で計算します。
25.95×0.2=5.1925.95 \times 0.2 = 5.19 N・m
有効数字2桁で答える必要があるので、5.19 N・mを四捨五入して、5.2 N・mとなります。
力は左回りに回転させるため、正の値となります。

3. 最終的な答え

5.2 N・m

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