円に内接する四角形ABCDがあり、その辺の長さをAB=a, BC=b, CD=c, DA=dとする。 (1) 角Bの大きさをBとするとき、cosBをa, b, c, dで表す。 (2) 四角形ABCDの面積をSとする。$s = \frac{a+b+c+d}{2}$ とおくとき、Sをa, b, c, d, sを用いて表す簡単な式を求め、その後、$a=21, b=25, c=26, d=27$ のときのSの値を求める。
2025/8/11
1. 問題の内容
円に内接する四角形ABCDがあり、その辺の長さをAB=a, BC=b, CD=c, DA=dとする。
(1) 角Bの大きさをBとするとき、cosBをa, b, c, dで表す。
(2) 四角形ABCDの面積をSとする。 とおくとき、Sをa, b, c, d, sを用いて表す簡単な式を求め、その後、 のときのSの値を求める。
2. 解き方の手順
(1)
余弦定理を三角形ABCと三角形ADCに適用する。
また、円に内接する四角形の性質より、 なので、
上記2式より、
(2)
四角形ABCDの面積Sは、三角形ABCと三角形ADCの面積の和で表せる。
より、
ブレートシュナイダーの公式(円に内接する四角形の面積)を用いる。
ここで、
を代入すると、
3. 最終的な答え
(1)
(2)
のとき、