自動車の制動距離が速さの2乗に比例するという条件の下で、以下の2つの問いに答える。 (1) 制動距離 $y$ を時速 $x$ の式で表す。 (2) 制動距離が80mになるときの時速を求める。

代数学比例二次関数方程式応用問題
2025/8/11

1. 問題の内容

自動車の制動距離が速さの2乗に比例するという条件の下で、以下の2つの問いに答える。
(1) 制動距離 yy を時速 xx の式で表す。
(2) 制動距離が80mになるときの時速を求める。

2. 解き方の手順

(1) 制動距離 yy は速さ xx の2乗に比例するので、y=kx2y = kx^2 と表せる。ここで、kk は比例定数である。問題文より、時速60kmで走っているときの制動距離は20mなので、x=60x=60 のとき y=20y=20 である。これを代入して kk を求める。
20=k×60220 = k \times 60^2
20=k×360020 = k \times 3600
k=203600=1180k = \frac{20}{3600} = \frac{1}{180}
したがって、y=1180x2y = \frac{1}{180}x^2
(2) 制動距離が80mのときの時速を求めるので、y=80y=80 を (1) で求めた式に代入して xx を求める。
80=1180x280 = \frac{1}{180}x^2
x2=80×180=14400x^2 = 80 \times 180 = 14400
x=14400=120x = \sqrt{14400} = 120
よって、制動距離が80mになるのは時速120kmのときである。

3. 最終的な答え

(1) y=1180x2y = \frac{1}{180}x^2
(2) 120 km

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