長さ0.50 mの軽い棒の両端に、質量0.30 kgと0.70 kgのおもりをつり下げた。A点から何mの点を支えるとつりあうか。重力加速度の大きさ $g$ は $9.8 m/s^2$とする。A点からの距離を求めよ。

応用数学物理モーメント力のつり合い方程式
2025/3/11

1. 問題の内容

長さ0.50 mの軽い棒の両端に、質量0.30 kgと0.70 kgのおもりをつり下げた。A点から何mの点を支えるとつりあうか。重力加速度の大きさ gg9.8m/s29.8 m/s^2とする。A点からの距離を求めよ。

2. 解き方の手順

棒の長さを LL とする。
棒の左端(0.30 kgのおもり)からA点までの距離を LAL_A とする。
A点から支える距離を xx とする。
モーメントのつり合いを考える。A点を支点として、時計回りのモーメントと反時計回りのモーメントが等しくなる。

0. 30 kgのおもりの重力によるモーメントは、

0.30×g×x0.30 \times g \times x

0. 70 kgのおもりの重力によるモーメントは、

0.70×g×(Lx)0.70 \times g \times (L - x)
つり合いの条件は、
0.30×g×x=0.70×g×(Lx)0.30 \times g \times x = 0.70 \times g \times (L - x)
gg で割ると、
0.30x=0.70(Lx)0.30 x = 0.70 (L - x)
L=0.50mL = 0.50 mを代入すると、
0.30x=0.70(0.50x)0.30 x = 0.70 (0.50 - x)
0.30x=0.350.70x0.30 x = 0.35 - 0.70 x
1.00x=0.351.00 x = 0.35
x=0.35x = 0.35
したがって、A点から0.35 mの点を支えるとつりあう。

3. 最終的な答え

0.35 m

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