点PがAから何cm動いたとき、三角形PQDの面積が10cm$^2$になるかを求める問題です。ただし、ADの長さは10cmとします。AP = x cmとしたとき、三角形PQDの面積をxで表し、それが10cm$^2$になるようなxの値を求めます。

代数学二次方程式面積解の公式
2025/8/13

1. 問題の内容

点PがAから何cm動いたとき、三角形PQDの面積が10cm2^2になるかを求める問題です。ただし、ADの長さは10cmとします。AP = x cmとしたとき、三角形PQDの面積をxで表し、それが10cm2^2になるようなxの値を求めます。

2. 解き方の手順

三角形PQDの面積は、12×PD×DQ \frac{1}{2} \times PD \times DQ で表されます。
PD = 10 - x, DQ = xなので、三角形PQDの面積は12(10x)x \frac{1}{2} (10-x) x となります。
この面積が10cm2^2になるので、
12x(10x)=10 \frac{1}{2} x (10-x) = 10
という方程式を解きます。
まず、両辺を2倍します。
x(10x)=20 x(10-x) = 20
展開して整理します。
10xx2=20 10x - x^2 = 20
x210x+20=0 x^2 - 10x + 20 = 0
この二次方程式を解の公式を用いて解きます。
x=b±b24ac2a x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}
ここで、a=1,b=10,c=20 a = 1, b = -10, c = 20 なので、
x=10±(10)24(1)(20)2(1) x = \frac{10 \pm \sqrt{(-10)^2 - 4(1)(20)}}{2(1)}
x=10±100802 x = \frac{10 \pm \sqrt{100 - 80}}{2}
x=10±202 x = \frac{10 \pm \sqrt{20}}{2}
x=10±252 x = \frac{10 \pm 2\sqrt{5}}{2}
x=5±5 x = 5 \pm \sqrt{5}
ここで、0x10 0 \leq x \leq 10 なので、5+5 5 + \sqrt{5} 55 5 - \sqrt{5} はいずれもこの範囲に収まります。

3. 最終的な答え

(5 + √5) cm, (5 - √5) cm