半径 $r$ cm、母線 $h$ cm の円錐の表面積を求める問題です。円周率は $\pi$ とします。

幾何学円錐表面積図形扇形体積
2025/8/13

1. 問題の内容

半径 rr cm、母線 hh cm の円錐の表面積を求める問題です。円周率は π\pi とします。

2. 解き方の手順

円錐の表面積は、底面積と側面積の和で求められます。
* **底面積**: 円の面積なので、rr を半径とすると、底面積は πr2\pi r^2 です。
S=πr2S_{底} = \pi r^2
* **側面積**: 側面積は、展開すると扇形になります。扇形の面積は、(中心角 / 360°) * (π * 母線^2) で求められます。
円錐の底面の円周の長さは 2πr2 \pi r です。この円周の長さは、展開された扇形の弧の長さに等しくなります。扇形の弧の長さは、2πh×(中心角/360)2 \pi h \times (中心角/360^\circ) でも表されます。
したがって、2πr=2πh×(中心角/360)2 \pi r = 2 \pi h \times (中心角/360^\circ) が成り立ちます。この式から、中心角 / 360° = r/hr/h であることがわかります。
側面積は、(中心角 / 360°) * (π * 母線^2) で計算できるので、rh×πh2=πrh\frac{r}{h} \times \pi h^2 = \pi r h となります。
S=πrhS_{側} = \pi r h
* **表面積**: 表面積は底面積と側面積の和なので、πr2+πrh=πr(r+h)\pi r^2 + \pi r h = \pi r (r + h) となります。
S=S+S=πr2+πrh=πr(r+h)S = S_{底} + S_{側} = \pi r^2 + \pi r h = \pi r (r + h)

3. 最終的な答え

円錐の表面積は、πr(r+h)\pi r (r + h) 平方センチメートルです。

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