半径2の円O1と半径1の円O2が外接しており、直線lにそれぞれ点A, Bで接している。 (1) O1O2の長さを求める。 (2) ABの長さを求める。 (3) 2円が外接している点をPとし、Pを通り2円に接する直線をmとする。mとlの交点をQとするとき、三角形O1O2Qの面積を求める。
2025/8/13
1. 問題の内容
半径2の円O1と半径1の円O2が外接しており、直線lにそれぞれ点A, Bで接している。
(1) O1O2の長さを求める。
(2) ABの長さを求める。
(3) 2円が外接している点をPとし、Pを通り2円に接する直線をmとする。mとlの交点をQとするとき、三角形O1O2Qの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) O1O2の長さを求める。
円O1の半径をr1 = 2、円O2の半径をr2 = 1とする。
2つの円が外接しているので、O1O2 = r1 + r2 = 2 + 1 = 3。
(2) ABの長さを求める。
O2からO1Aに下ろした垂線の足をHとする。
O1H = O1A - HA = O1A - O2B = 2 - 1 = 1。
三角形O1HO2は直角三角形なので、三平方の定理より、
したがって、AB = HO2 = 。
(3) 三角形O1O2Qの面積を求める。
Pを通り2円に接する直線をmとし、mとlの交点をQとする。
点Qから円O1と円O2に引いた接線の長さは等しいので、QA = QP = QB。
したがって、点Qは線分ABの中点である。
よって、AQ = QB = AB / 2 = 。
また、直線lはO1AとO2Bに垂直なので、O1AとO2Bは平行である。
よって、三角形O1O2Qの面積は、
3. 最終的な答え
(1) O1O2の長さ: 3
(2) ABの長さ:
(3) 三角形O1O2Qの面積: