食塩水A, B, Cがあり、それぞれの濃度は2%, 6%, 18%である。 Aを40g, Bをxg, Cをyg混ぜると8%の食塩水ができる。 Aをxg, Bをyg, Cを40g混ぜても8%の食塩水ができる。 このとき、x:yを最も簡単な整数の比で表す問題である。

代数学連立方程式濃度
2025/8/16

1. 問題の内容

食塩水A, B, Cがあり、それぞれの濃度は2%, 6%, 18%である。
Aを40g, Bをxg, Cをyg混ぜると8%の食塩水ができる。
Aをxg, Bをyg, Cを40g混ぜても8%の食塩水ができる。
このとき、x:yを最も簡単な整数の比で表す問題である。

2. 解き方の手順

まず、食塩水の混合に関する連立方程式を立てる。
1つ目の条件(A:40g, B:xg, C:yg混ぜると8%)より、食塩の量に関する式は以下のようになる。
40×0.02+x×0.06+y×0.18=(40+x+y)×0.0840 \times 0.02 + x \times 0.06 + y \times 0.18 = (40+x+y) \times 0.08
これを整理すると、
0.8+0.06x+0.18y=3.2+0.08x+0.08y0.8 + 0.06x + 0.18y = 3.2 + 0.08x + 0.08y
0.10y0.02x=2.40.10y - 0.02x = 2.4
10y2x=24010y - 2x = 240
5yx=1205y - x = 120 ...(1)
2つ目の条件(A:xg, B:yg, C:40g混ぜても8%)より、食塩の量に関する式は以下のようになる。
x×0.02+y×0.06+40×0.18=(x+y+40)×0.08x \times 0.02 + y \times 0.06 + 40 \times 0.18 = (x+y+40) \times 0.08
これを整理すると、
0.02x+0.06y+7.2=0.08x+0.08y+3.20.02x + 0.06y + 7.2 = 0.08x + 0.08y + 3.2
4=0.06x+0.02y4 = 0.06x + 0.02y
400=6x+2y400 = 6x + 2y
200=3x+y200 = 3x + y ...(2)
(1)より x=5y120x = 5y - 120 ...(3)
(2)に(3)を代入する。
200=3(5y120)+y200 = 3(5y - 120) + y
200=15y360+y200 = 15y - 360 + y
560=16y560 = 16y
y=56016=1404=35y = \frac{560}{16} = \frac{140}{4} = 35
x=5×35120=175120=55x = 5 \times 35 - 120 = 175 - 120 = 55
したがって、x:y = 55:35 = 11:7

3. 最終的な答え

11:7

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