ある商品Aは、売り値が60円のとき1日に400個売れる。売り値を60円から1円値上げするごとに、1日に売れる個数が5個ずつ減少する。商品Aの売り値が60円以上として、売り上げ高が最大になるのはいくらかを求める問題です。 売り値を60円から$x$円値上げしたときの1日の売り上げ高を$y$円とする。1日に売れる個数は$(400 - \text{ケ}x)$個と表され、$x \ge 0$、$400 - \text{ケ}x \ge 0$より、$0 \le x \le \text{コサ}$という条件が与えられている。

代数学二次関数最大値応用問題数式処理
2025/8/19

1. 問題の内容

ある商品Aは、売り値が60円のとき1日に400個売れる。売り値を60円から1円値上げするごとに、1日に売れる個数が5個ずつ減少する。商品Aの売り値が60円以上として、売り上げ高が最大になるのはいくらかを求める問題です。
売り値を60円からxx円値上げしたときの1日の売り上げ高をyy円とする。1日に売れる個数は(400x)(400 - \text{ケ}x)個と表され、x0x \ge 0400x0400 - \text{ケ}x \ge 0より、0xコサ0 \le x \le \text{コサ}という条件が与えられている。

2. 解き方の手順

まず、問題文から空欄を埋めます。
1日の売り上げ高は、(商品の価格) × (売れる個数) で求められます。
* 商品の価格:60+x60 + x
* 売れる個数:4005x400 - 5x (1円値上げするごとに5個ずつ減少するので)
よって、
1日に売れる個数は、4005x400 - 5x個なので、ケ = 5。
x0x \ge 0, 4005x0400 - 5x \ge 0 より、5x4005x \le 400となり、x80x \le 80
したがって、0x800 \le x \le 80なので、コサ = 80。
売り上げ高 yy は、
y=(60+x)(4005x)y = (60 + x)(400 - 5x)
=24000300x+400x5x2= 24000 - 300x + 400x - 5x^2
=5x2+100x+24000= -5x^2 + 100x + 24000
=5(x220x)+24000= -5(x^2 - 20x) + 24000
=5(x220x+100100)+24000= -5(x^2 - 20x + 100 - 100) + 24000
=5(x10)2+500+24000= -5(x - 10)^2 + 500 + 24000
=5(x10)2+24500= -5(x - 10)^2 + 24500
0x800 \le x \le 80 の範囲で yy の最大値を求める。
yyx=10x = 10 のとき最大値 2450024500 をとる。
このとき、商品の価格は 60+10=7060 + 10 = 70 (円)

3. 最終的な答え

ケ = 5
コサ = 80
70円のとき1日の売り上げ高が最大になる。

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