この問題は、チェバの定理とメネラウスの定理を用いて解くことができます。まずは、チェバの定理を使って比を求め、その後メネラウスの定理を使ってAO:ORを求めます。
(1) チェバの定理を用いる。
チェバの定理より、
QBAQ⋅RCBR⋅PACP=1 ここで、Pは線分AB上のある点とします。
問題文と図より、AQ:QB=3:2、BR:RC=1:2であるから、 23⋅21⋅PACP=1 PACP=34 (2) メネラウスの定理を用いる。
三角形BCRと直線CQについてメネラウスの定理より、
CRBC⋅OARO⋅QBAQ=1 問題文と図より、BC:CR=(1+2):2=3:2、AQ:QB=3:2であるから、 23⋅OARO⋅23=1 OARO=94 よって、ORAO=49