この問題は、チェバの定理、メネラウスの定理、および面積比の知識を使って解くことができます。
まず、チェバの定理を三角形ABCと点Oに適用すると、
MBAM⋅NCBN⋅PACP=1 問題文より、AM:MB=1:2、BN:NC=3:2なので、 21⋅23⋅PACP=1 PACP=34 したがって、AP:PC=3:4となる。 次に、メネラウスの定理を三角形ACNと直線BOに適用すると、
PCAP⋅BNCB⋅OANO=1 AP:PC=3:4、CB:BN=5:3なので、 43⋅35⋅OANO=1 OANO=54 したがって、AO:ON=5:4となる。 三角形AOPの面積が1なので、三角形AONの面積は、ANAO× (三角形AONの面積) = 95×(三角形ACNの面積) 三角形AONの面積を考えると、
S△AON=54S△AOP=54×1=54 また、三角形ACNの面積は三角形ABCの面積の52となる。 S△ACN=52S△ABC 三角形AONの面積を、三角形ACNの面積で表すと、95S△ACNとなるので、 95S△ACN=94 S△ACN=2536 したがって、S△ABC=25S△ACN=25×59=1045=245.