まず、線分ABを表す直線を求めます。
直線ABの傾きは 2−03−1=22=1 です。 切片はAのy座標から1とわかります。
したがって、直線ABの方程式は y=x+1 です。 次に、放物線と直線の交点を求めます。
x2+ax+2=x+1 x2+(a−1)x+1=0 この2次方程式が異なる2つの実数解を持つ条件を考えます。判別式をDとすると、
D=(a−1)2−4(1)(1)=a2−2a+1−4=a2−2a−3=(a−3)(a+1) D>0 より、 (a−3)(a+1)>0 よって、a<−1 または a>3。 次に、交点が線分AB上にある条件を考えます。線分AB上の点は、0≤x≤2 を満たします。 f(x)=x2+(a−1)x+1 とおくと、f(0)>0 かつ f(2)>0 ならば、解は 0<x<2 に少なくとも一つ存在します。f(0)=1>0はすでに満たされています。 f(0)=1>0 f(2)=22+(a−1)2+1=4+2a−2+1=2a+3 f(2)>0 より、 2a+3>0 つまり a>−23。 さらに、x=0,2 の時に交点を持たない条件を考えます。
f(0)=0, f(2)=0はすでに満たされています。 f(0)=1=0, f(2)=2a+3=0 a=−23. 以上の条件をまとめます。
a<−1 または a>3 かつ a>−23 したがって、−23<a<−1 または a>3。