0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 の8個の数字の中から4つを選んで4桁の整数を作る。このとき、奇数は全部で何通りできるか。

算数順列整数場合の数奇数
2025/4/8

1. 問題の内容

0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 の8個の数字の中から4つを選んで4桁の整数を作る。このとき、奇数は全部で何通りできるか。

2. 解き方の手順

4桁の整数が奇数であるためには、一の位が奇数でなければならない。
与えられた数字の中で奇数は、1, 3, 5, 7 の4つである。
まず、一の位に奇数が入る場合を考える。
(i) 一の位が奇数である場合:
一の位に入る数字は4通り。
次に、千の位を考える。千の位には0は入らないので、場合分けが必要となる。
(i-1) 一の位が奇数で、千の位が0でない奇数である場合:
一の位に入る数字は4通り。千の位に入る数字は、残りの数字から0を除いた6通りから、一の位で使った奇数をさらに除いた5通り。百の位は残った数字から選ぶので6通り。十の位は残った数字から選ぶので5通り。
したがって、5×6×5×4=6005 \times 6 \times 5 \times 4 = 600 通り。
(i-2) 一の位が奇数で、千の位が偶数である場合:
一の位に入る数字は4通り。千の位に入る数字は0でない偶数なので3通り(2,4,6)。百の位は残った数字から選ぶので6通り。十の位は残った数字から選ぶので5通り。
したがって、3×6×5×4=3603 \times 6 \times 5 \times 4 = 360 通り。
(i-3) 一の位が奇数で、千の位が0である場合:
この場合は、千の位が0なので、条件を満たさない。
したがって、
4×(千の位が奇数の場合の数+千の位が偶数の場合の数)4 \times (千の位が奇数の場合の数 + 千の位が偶数の場合の数)となる。
千の位が奇数の場合は、一の位でも奇数を使っているので、3×6×5=903 \times 6 \times 5 = 90通り
千の位が偶数の場合は、3×6×5=903 \times 6 \times 5 = 90通り
一の位に奇数を固定した場合の千、百、十の位の選び方は、千の位が0でない場合と、0の場合があるが、千の位が0の場合は4桁の整数にならないので、
まず一の位に奇数(1,3,5,7)のいずれかを入れる:4通り
次に千の位に0以外の数字を入れる:7通り
次に百の位にまだ使っていない数字を入れる:6通り
最後に十の位にまだ使っていない数字を入れる:5通り
ここで千の位に0が入らないように考える。一の位は奇数で固定されているので、
(1) 一の位が奇数の場合:千の位は0以外の数字を入れる。
一の位に入れる奇数は4通り。
千の位に入れることができる数字は、0と一の位で使った数字以外の7通り。
(1-1) 千の位が奇数の場合:残りの奇数から選ぶので3通り、偶数から選ぶのは3通り
百の位は、残りの6通り、十の位は残りの5通り。
(1-2) 千の位が偶数の場合:千の位は0以外の偶数を入れるので3通り
百の位は、残りの6通り、十の位は残りの5通り。
一の位を奇数で固定する:4通り
千の位を0以外の数字で固定する:7通り
百の位を固定する:6通り
十の位を固定する:5通り
7×6×5×4=8407 \times 6 \times 5 \times 4 = 840通り。
ただし、上記は単純な順列計算なので、千の位に0が来た場合を考慮する必要がある。
一の位は奇数で固定する。4通り。
千の位が0の場合を考える。一の位が奇数の場合、残りの6個の数字から百の位と十の位を選ぶ。6×5=306 \times 5 = 30通り。
この30通りの並び方は、千の位が0なので、3桁の数字になる。
奇数は全部で何通りできるか。
千の位が0でない場合を計算すれば良い。
一の位が奇数である必要がある。奇数は1,3,5,7の4つ。
千の位は0ではない。
4桁の奇数を作る。
千の位、百の位、十の位、一の位
一の位は奇数。4通り。
千の位は0以外。
(i) 千の位が奇数の場合
千の位に入れる奇数は3通り。
百の位は6通り。
十の位は5通り。
3×6×5×4=3603 \times 6 \times 5 \times 4 = 360通り
(ii) 千の位が偶数の場合
千の位に入れる偶数は3通り。
百の位は6通り。
十の位は5通り。
3×6×5×4=3603 \times 6 \times 5 \times 4 = 360通り
したがって、合計は 360+360=720360+360 = 720通り。

3. 最終的な答え

720

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