まず、与えられた不等式は 5(x−4)(3x+7)>0 である。 定数5は正なので、両辺を5で割っても不等号の向きは変わらない。したがって、
(x−4)(3x+7)>0 まず、x−4=0 となる x の値は x=4 である。 次に、3x+7=0 となる x の値は 3x=−7 より x=−37 である。 x=−37 と x=4 を数直線上に配置すると、数直線は3つの区間に分割される。 区間1: x<−37 区間2: −37<x<4 各区間について (x−4)(3x+7) の符号を調べる。 * 区間1: x<−37 のとき、x−4<0 かつ 3x+7<0 であるから、(x−4)(3x+7)>0 である。 * 区間2: −37<x<4 のとき、x−4<0 かつ 3x+7>0 であるから、(x−4)(3x+7)<0 である。 * 区間3: x>4 のとき、x−4>0 かつ 3x+7>0 であるから、(x−4)(3x+7)>0 である。 したがって、不等式 (x−4)(3x+7)>0 を満たす x の範囲は、x<−37 または x>4 である。