(1) $4x^2 \geq -3y(4x+3y)$が成り立つことを示し、等号が成り立つ条件を求める。 (2) $\frac{4+i}{1+2i}$ を計算する。

代数学不等式複素数二次不等式共役複素数
2025/4/15

1. 問題の内容

(1) 4x23y(4x+3y)4x^2 \geq -3y(4x+3y)が成り立つことを示し、等号が成り立つ条件を求める。
(2) 4+i1+2i\frac{4+i}{1+2i} を計算する。

2. 解き方の手順

(1)
左辺から右辺を引いたものを計算する。
4x2(3y(4x+3y))=4x2+12xy+9y2=(2x+3y)24x^2 - (-3y(4x+3y)) = 4x^2 + 12xy + 9y^2 = (2x+3y)^2
(2x+3y)20(2x+3y)^2 \geq 0より、4x23y(4x+3y)4x^2 \geq -3y(4x+3y)が成り立つ。
等号成立は2x+3y=02x+3y=0のとき。
(2)
4+i1+2i\frac{4+i}{1+2i}を計算するため、分母の共役複素数を分子と分母にかける。
4+i1+2i=(4+i)(12i)(1+2i)(12i)=48i+i2i214i2=47i+21+4=67i5=6575i\frac{4+i}{1+2i} = \frac{(4+i)(1-2i)}{(1+2i)(1-2i)} = \frac{4 - 8i + i - 2i^2}{1 - 4i^2} = \frac{4 - 7i + 2}{1 + 4} = \frac{6-7i}{5} = \frac{6}{5} - \frac{7}{5}i

3. 最終的な答え

(1)
(左辺)-(右辺) = (2x+3y)20(2x+3y)^2 \geq 0
等号成立は 2x+3y=02x+3y=0 のとき。
(2)
6575i\frac{6}{5} - \frac{7}{5}i

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