三角形OABにおいて、辺OAを2:1に内分する点をC、辺OBの中点をDとする。線分ADとBCの交点をPとする。実数$m, n$を用いて、$\vec{OP}=m\vec{OA}+n\vec{OB}$と表すとき、以下の問いに答えよ。 (1) $\vec{OP}=m\vec{OA}+\square n\vec{OD}$ の $\square$ に適する数を求めよ。 (2) $\vec{OP}=\square m\vec{OC}+n\vec{OB}$ の $\square$ に適する数を求めよ。また、$m, n$の値を求めよ。
2025/4/15
## 問題 6 の解答
1. 問題の内容
三角形OABにおいて、辺OAを2:1に内分する点をC、辺OBの中点をDとする。線分ADとBCの交点をPとする。実数を用いて、と表すとき、以下の問いに答えよ。
(1) の に適する数を求めよ。
(2) の に適する数を求めよ。また、の値を求めよ。
2. 解き方の手順
(1) DはOBの中点なので である。よって、。したがってと表せる。したがって に入るのは 。
(2) CはOAを2:1に内分するのでである。よって、。したがってと表せる。したがって に入るのは 。
次に、との値を求める。点Pは線分AD上にあるので、を実数として、
同様に、点Pは線分BC上にあるので、を実数として、
とは一次独立なので、係数を比較すると、
これを解くと、
よって、
したがって、
3. 最終的な答え
(1)
(2) ,