(1)
まず、不等式を変形する。
log21(x+1)−log21(x+2)=log21x+2x+1 したがって、1≤log21x+2x+1≤2 となる。 底が 21 であるから、対数の大小関係と真数の大小関係は逆になる。 (21)2≤x+2x+1≤21 41≤x+2x+1≤21 まず、x+2x+1≤21 を解く。 x+2x+1−21≤0 2(x+2)2(x+1)−(x+2)≤0 2(x+2)x≤0 x+2>0 より、x≤0。また、x>−2 より、−2<x≤0。 次に、41≤x+2x+1 を解く。 41−x+2x+1≤0 4(x+2)(x+2)−4(x+1)≤0 4(x+2)−3x−2≤0 4(x+2)3x+2≥0 x+2>0 より、3x+2≥0。したがって、x≥−32。また、x>−2 である必要がある。 よって、x≥−32。 以上より、−32≤x≤0。 (2)
AP : BP = 1 : 2 より、2AP = BP
4AP2=BP2 4((x+1)2+(y−3)2)=(x−1)2+(y−2)2 4(x2+2x+1+y2−6y+9)=x2−2x+1+y2−4y+4 4x2+8x+4+4y2−24y+36=x2−2x+1+y2−4y+4 3x2+10x+3y2−20y+35=0 x2+310x+y2−320y+335=0 (x+35)2−(35)2+(y−310)2−(310)2+335=0 (x+35)2+(y−310)2=925+9100−9105=920 したがって、中心は (−35,310) で、半径は 920=325。 円と直線が接する条件は、中心と直線の距離が半径に等しいこと。
y=−x+k より、x+y−k=0 中心 (−35,310) と直線 x+y−k=0 の距離は、 12+12∣−35+310−k∣=2∣35−k∣=32∣5−3k∣ これが半径 325 に等しいので、 32∣5−3k∣=325 ∣5−3k∣=210 5−3k=±210 3k=5±210 k=35±210 (3)
2点 (1, 1, 3), (3, -1, -1) を通る直線の方程式を求める。
方向ベクトルは (3-1, -1-1, -1-3) = (2, -2, -4)。これは (1, -1, -2) と平行。
直線の方程式は、1x−1=−1y−1=−2z−3=t とおくと、 x=t+1,y=−t+1,z=−2t+3。 原点からこの直線に下ろした垂線の足Aの座標を求める。
Aは直線上の点であるから、A(t+1, -t+1, -2t+3) と表せる。
OAベクトルは (t+1, -t+1, -2t+3)。これが直線の方向ベクトル (1, -1, -2) と垂直であるから、内積は0。
(t+1)(1) + (-t+1)(-1) + (-2t+3)(-2) = 0
t+1 + t-1 + 4t-6 = 0
6t - 6 = 0
t = 1
したがって、A(2, 0, 1)。
原点から点Aまでの距離は 22+02+12=5。