A地点から打ち上げられたボールが、Q地点で最高の高さに達し、C地点のフェンスに向かって飛ぶ。ボールの軌跡は放物線である。AC=110m, AQ=60mであり、Q地点でのボールの高さは30m。C地点にあるフェンスの高さが6mのとき、ボールがフェンスを越えるかどうかの判定。

代数学放物線二次関数グラフ座標方程式
2025/4/20

1. 問題の内容

A地点から打ち上げられたボールが、Q地点で最高の高さに達し、C地点のフェンスに向かって飛ぶ。ボールの軌跡は放物線である。AC=110m, AQ=60mであり、Q地点でのボールの高さは30m。C地点にあるフェンスの高さが6mのとき、ボールがフェンスを越えるかどうかの判定。

2. 解き方の手順

放物線を y=a(x60)2+30y = a(x - 60)^2 + 30 とおく。
A地点(0, 0)を通るので、0=a(060)2+300 = a(0 - 60)^2 + 30
0=3600a+300 = 3600a + 30
3600a=303600a = -30
a=303600=1120a = -\frac{30}{3600} = -\frac{1}{120}
したがって、放物線の方程式は y=1120(x60)2+30y = -\frac{1}{120}(x - 60)^2 + 30 となる。
C地点のx座標は110なので、x=110を代入する。
y=1120(11060)2+30y = -\frac{1}{120}(110 - 60)^2 + 30
y=1120(50)2+30y = -\frac{1}{120}(50)^2 + 30
y=2500120+30y = -\frac{2500}{120} + 30
y=1256+1806y = -\frac{125}{6} + \frac{180}{6}
y=556=9.166...y = \frac{55}{6} = 9.166...
C地点でのボールの高さは9.166...mであり、フェンスの高さは6mなので、ボールはフェンスを越える。

3. 最終的な答え

結果:1
理由:C地点(x=110)でのボールの高さは 5569.17\frac{55}{6} \approx 9.17 mであり、フェンスの高さ6mより高いため。

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