2つの放物線 $y = x^2 - x + 1$ と $y = -x^2 - x + 3$ の共有点の座標を求める問題です。

代数学二次関数共有点連立方程式因数分解
2025/4/20

1. 問題の内容

2つの放物線 y=x2x+1y = x^2 - x + 1y=x2x+3y = -x^2 - x + 3 の共有点の座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

2つの放物線の共有点は、それぞれの式を連立させて解くことで求められます。
まず、yy を消去するために、x2x+1=x2x+3x^2 - x + 1 = -x^2 - x + 3 という式を立てます。
x2x+1=x2x+3x^2 - x + 1 = -x^2 - x + 3
次に、xx についての方程式を解きます。
両辺に x2+x3x^2 + x - 3 を足すと、
2x22=02x^2 - 2 = 0
両辺を2で割ると、
x21=0x^2 - 1 = 0
これは (x1)(x+1)=0(x - 1)(x + 1) = 0 と因数分解できます。
したがって、x=1x = 1 または x=1x = -1 が得られます。
それぞれの xx の値に対応する yy の値を求めます。
x=1x = 1 のとき、
y=(1)2(1)+1=11+1=1y = (1)^2 - (1) + 1 = 1 - 1 + 1 = 1
したがって、共有点の一つは (1,1)(1, 1) です。
x=1x = -1 のとき、
y=(1)2(1)+1=1+1+1=3y = (-1)^2 - (-1) + 1 = 1 + 1 + 1 = 3
したがって、共有点のもう一つは (1,3)(-1, 3) です。

3. 最終的な答え

2つの放物線の共有点の座標は、(1,1)(1, 1)(1,3)(-1, 3) です。

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