(1)
まず、1回の試行で赤玉が出る確率を求める。
袋の中には合計5個の玉があり、そのうち赤玉は3個なので、赤玉が出る確率は 53 である。 したがって、白玉が出る確率は 52 である。 3回の試行で赤玉が2回出る確率は、二項分布に従う。
二項分布の公式は、P(X=k)=(kn)pk(1−p)n−k である。 ここで、n=3 (試行回数)、k=2 (赤玉が出る回数)、p=53 (1回の試行で赤玉が出る確率)である。 したがって、求める確率は
P(X=2)=(23)(53)2(52)3−2=(23)(53)2(52)1 (23)=2!1!3!=(2×1)(1)3×2×1=3 P(X=2)=3×(259)×(52)=3×12518=12554 (2)
まず、1回の試行で各色の玉が出る確率を求める。
袋の中には合計6個の玉があり、赤玉は3個、青玉は2個、白玉は1個なので、それぞれの玉が出る確率は、赤玉: 63=21、青玉: 62=31、白玉: 61である。 4回の試行で赤玉が2回、青玉が1回、白玉が1回出る確率を求める。
これは多項分布の問題であり、その確率は以下のように計算される。
2!1!1!4!(21)2(31)1(61)1=(2×1)(1)(1)4×3×2×1×(41)×(31)×(61) =12×41×31×61=12×721=7212=61