まず、与えられた関数を微分します。積の微分公式 (uv)′=u′v+uv′ を用います。 f(x)=xe−2xなので、 f′(x)=(x)′e−2x+x(e−2x)′ xの微分は1なので、(x)′=1です。 e−2xの微分は、合成関数の微分を用いると、(e−2x)′=−2e−2xとなります。 したがって、
f′(x)=e−2x+x(−2e−2x) f′(x)=e−2x−2xe−2x f′(x)=(1−2x)e−2x 次に、f′(x)=0となるxを求めます。 (1−2x)e−2x=0 e−2xは常に正なので、1−2x=0となるxを求めます。 次に、増減表を作成します。x≥0であることに注意します。 | x | 0 | ... | 1/2 | ... |
|---------|---------|----------|---------|----------|
| f'(x) | 1 | + | 0 | - |
| f(x) | 0 | 増加 | 極大値 | 減少 |
x=0のとき、f′(0)=(1−2∗0)e−2∗0=1>0なので、0<x<21のとき、f′(x)>0となります。 x>21のとき、f′(x)<0となります。 x=21のとき、f(21)=21e−2(21)=21e−1=2e1 したがって、x=21のとき、極大値をとり、極大値は2e1です。 x=0のとき、f(0)=0です。