10から100までの整数の中で、6で割ると2余るもの全ての和を求める。

算数数列余り整数
2025/4/20

1. 問題の内容

10から100までの整数の中で、6で割ると2余るもの全ての和を求める。

2. 解き方の手順

6で割ると2余る数は 6n+26n+2 (nは整数)で表せる。
10以上100以下の整数なので、次の不等式が成り立つ。
106n+210010 \le 6n+2 \le 100
各辺から2を引くと、
86n988 \le 6n \le 98
各辺を6で割ると、
86n986\frac{8}{6} \le n \le \frac{98}{6}
1.33...n16.33...1.33... \le n \le 16.33...
nは整数なので、2n162 \le n \le 16 となる。
したがって、求める和は、n=2n=2からn=16n=16までの6n+26n+2の和である。
n=216(6n+2)=6n=216n+n=2162\sum_{n=2}^{16} (6n+2) = 6\sum_{n=2}^{16} n + \sum_{n=2}^{16} 2
n=216n=n=116n1=16(16+1)21=16×1721=8×171=1361=135\sum_{n=2}^{16} n = \sum_{n=1}^{16} n - 1 = \frac{16(16+1)}{2} - 1 = \frac{16 \times 17}{2} - 1 = 8 \times 17 - 1 = 136 - 1 = 135
n=2162=2×(162+1)=2×15=30\sum_{n=2}^{16} 2 = 2 \times (16 - 2 + 1) = 2 \times 15 = 30
よって、
n=216(6n+2)=6×135+30=810+30=840\sum_{n=2}^{16} (6n+2) = 6 \times 135 + 30 = 810 + 30 = 840

3. 最終的な答え

840

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