定数 $a$ が与えられたとき、放物線 $y = x^2 + a$ と関数 $y = 4|x-1| - 3$ のグラフの共有点の個数を求める。
2025/4/21
1. 問題の内容
定数 が与えられたとき、放物線 と関数 のグラフの共有点の個数を求める。
2. 解き方の手順
まず、 の絶対値を外す。
のとき、 なので、
のとき、 なので、
共有点の個数は、連立方程式
の実数解の個数に等しい。
場合分けして考える。
(i) のとき
判別式
のとき、 より であり、2つの実数解を持つ。
のとき、 より であり、1つの実数解を持つ。
のとき、 より であり、実数解を持たない。
なので、 を満たす解を持つ必要がある。
のとき、 つまり より よって
のとき、 なので、1つの解を持つ。
が を満たすかどうかを調べる。
のとき、 となるため、 を満たす解は一つのみである。
(ii) のとき
判別式
のとき、 より であり、2つの実数解を持つ。
のとき、 より であり、1つの実数解を持つ。
のとき、 より であり、実数解を持たない。
なので、 を満たす解を持つ必要がある。
のとき、 つまり より よって
のとき、 なので、1つの解を持つ。
が を満たすかどうかを調べる。
のとき、実数解はない。
まとめ
のとき、(i) より1個、(ii) より2個なので、合計3個
のとき、(i) より1個、(ii) より1個なので、合計2個
のとき、(i) より1個、(ii) より2個なので、合計3個
のとき、(i) より1個、(ii) より2個なので、合計3個
のとき、(i) より0個、(ii) より2個なので、合計2個
のとき、(i) より0個、(ii) より1個なので、合計1個
のとき、(i) より0個、(ii) より0個なので、合計0個
3. 最終的な答え
のとき、3個
のとき、2個
のとき、3個
のとき、3個
のとき、2個
のとき、1個
のとき、0個