0, 1, 2, 3, 4 の 5 個の数字から異なる 4 個を選んで並べて 4 桁の整数を作るとき、以下の問いに答える。 (1) 4 桁の整数は何個作れるか。 (2) 4 桁の奇数は何個作れるか。 (3) 4 桁の偶数は何個作れるか。

算数順列組み合わせ整数場合の数
2025/4/25

1. 問題の内容

0, 1, 2, 3, 4 の 5 個の数字から異なる 4 個を選んで並べて 4 桁の整数を作るとき、以下の問いに答える。
(1) 4 桁の整数は何個作れるか。
(2) 4 桁の奇数は何個作れるか。
(3) 4 桁の偶数は何個作れるか。

2. 解き方の手順

(1) 4 桁の整数
4 桁の整数を作るには、千の位に 0 を置くことはできない。
千の位の選び方は 0 以外の 4 通り。
百の位の選び方は、千の位で使った数字以外の 4 通り。
十の位の選び方は、千の位と百の位で使った数字以外の 3 通り。
一の位の選び方は、千の位と百の位と十の位で使った数字以外の 2 通り。
したがって、4 桁の整数の個数は 4×4×3×2=964 \times 4 \times 3 \times 2 = 96 個。
(2) 4 桁の奇数
4 桁の奇数を作るには、一の位が 1 または 3 でなければならない。
一の位が 1 または 3 の場合を考える。一の位の選び方は 2 通り。
千の位は 0 と一の位で使った数字以外なので、選び方は 3 通り。
百の位は千の位と一の位で使った数字以外なので、選び方は 3 通り。
十の位は千の位と百の位と一の位で使った数字以外なので、選び方は 2 通り。
したがって、4 桁の奇数の個数は 3×3×2×2=363 \times 3 \times 2 \times 2 = 36 個。
(3) 4 桁の偶数
4 桁の整数は 96 個あり、そのうち 4 桁の奇数は 36 個ある。
したがって、4 桁の偶数の個数は 9636=6096 - 36 = 60 個。
あるいは、一の位が 0, 2, 4 の場合で分けて考えることもできる。
(i) 一の位が 0 のとき、
千の位の選び方は 4 通り。
百の位の選び方は 3 通り。
十の位の選び方は 2 通り。
したがって、この場合の数は 4×3×2=244 \times 3 \times 2 = 24 通り。
(ii) 一の位が 2 または 4 のとき、
一の位の選び方は 2 通り。
千の位は 0 と一の位で使った数字以外なので、選び方は 3 通り。
百の位は千の位と一の位で使った数字以外なので、選び方は 3 通り。
十の位は千の位と百の位と一の位で使った数字以外なので、選び方は 2 通り。
したがって、この場合の数は 2×3×3×2=362 \times 3 \times 3 \times 2 = 36 通り。
したがって、4 桁の偶数の個数は 24+36=6024 + 36 = 60 個。

3. 最終的な答え

(1) 96個
(2) 36個
(3) 60個

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