問題は2つあります。 (1) $a$ と $b$ は整数で、$a$ を8で割ると5余り、$b$ を8で割ると7余るとき、$a+b$ を8で割った余りと、$ab$ を8で割った余りを求めます。 (2) 248と93の最大公約数を、互除法を用いて求めます。

算数整数の性質剰余最大公約数互除法
2025/4/27

1. 問題の内容

問題は2つあります。
(1) aabb は整数で、aa を8で割ると5余り、bb を8で割ると7余るとき、a+ba+b を8で割った余りと、abab を8で割った余りを求めます。
(2) 248と93の最大公約数を、互除法を用いて求めます。

2. 解き方の手順

(1) aabb は整数で、aa を8で割ると5余り、bb を8で割ると7余るので、a=8m+5a=8m+5, b=8n+7b=8n+7 (m, nは整数)と表せます。
a+b=(8m+5)+(8n+7)=8m+8n+12=8m+8n+8+4=8(m+n+1)+4a+b = (8m+5)+(8n+7) = 8m+8n+12 = 8m+8n+8+4 = 8(m+n+1)+4 となります。したがって、a+ba+b を8で割った余りは4です。
ab=(8m+5)(8n+7)=64mn+56m+40n+35=64mn+56m+40n+32+3=8(8mn+7m+5n+4)+3ab = (8m+5)(8n+7) = 64mn+56m+40n+35 = 64mn+56m+40n+32+3 = 8(8mn+7m+5n+4)+3 となります。したがって、abab を8で割った余りは3です。
(2) 248と93の最大公約数を互除法で求めます。
248=93×2+62248 = 93 \times 2 + 62
93=62×1+3193 = 62 \times 1 + 31
62=31×2+062 = 31 \times 2 + 0
したがって、248と93の最大公約数は31です。

3. 最終的な答え

(1) a+ba+b を8で割った余りは4
abab を8で割った余りは3
(2) 248と93の最大公約数は31

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