数学的帰納法を用いて等式 $1+3+5+\cdots+(2n-1)=n^2$ を証明する過程における空欄(A)を埋める問題です。$n=k$ のとき等式が成立すると仮定し、$n=k+1$ のときの等式が成立することを証明します。左辺の式を整理し、右辺が $(k+1)^2$ となることを示します。
2025/4/29
1. 問題の内容
数学的帰納法を用いて等式 を証明する過程における空欄(A)を埋める問題です。 のとき等式が成立すると仮定し、 のときの等式が成立することを証明します。左辺の式を整理し、右辺が となることを示します。
2. 解き方の手順
まず、 のとき、等式 が成立すると仮定します。
次に、 のとき、等式 が成立することを示します。
のときの左辺は、 と表せます。
帰納法の仮定より、 なので、 のときの左辺は、 となります。
を因数分解すると、 となります。
したがって、 のときの左辺は となり、 のときの右辺 と一致します。
よって、空欄(A)に当てはまるのは です。