## 問題の内容

幾何学角度度数法弧度法三角比
2025/4/29
## 問題の内容
3つの問題があります。

1. 問題226:与えられた角度の中から、動径が30°の角度と一致する角度をすべて選択します。

2. 問題228:与えられた角度(度数法)を弧度法(ラジアン)に変換します。

3. 問題229:与えられた角度(弧度法)を度数法に変換します。

## 解き方の手順
### 問題226
動径が30°と一致する角度は、30°に360°の整数倍を加えた角度です。つまり、30+360n30 + 360n (nは整数)となる角度を探します。
* 210°: 21030=180210 - 30 = 180は360の倍数ではないので、動径は一致しません。
* 300°: 30030=270300 - 30 = 270は360の倍数ではないので、動径は一致しません。
* 390°: 39030=360390 - 30 = 360となり、360×1360 \times 1なので動径は一致します。
* 1020°: 102030=9901020 - 30 = 990は360の倍数ではないので、動径は一致しません。
* -150°: 15030=180-150 - 30 = -180は360の倍数ではないので、動径は一致しません。
* -330°: 33030=360-330 - 30 = -360となり、360×1360 \times -1なので動径は一致します。
* -750°: 75030=780-750 - 30 = -780は360の倍数ではないので、動径は一致しません。
### 問題228
度数法から弧度法への変換は、以下の公式を用います。
ラジアン=度数×π180\text{ラジアン} = \text{度数} \times \frac{\pi}{180}
* (1) 60°: 60×π180=π360 \times \frac{\pi}{180} = \frac{\pi}{3}
* (2) -30°: 30×π180=π6-30 \times \frac{\pi}{180} = -\frac{\pi}{6}
* (3) 315°: 315×π180=7π4315 \times \frac{\pi}{180} = \frac{7\pi}{4}
* (4) 72°: 72×π180=2π572 \times \frac{\pi}{180} = \frac{2\pi}{5}
* (5) -120°: 120×π180=2π3-120 \times \frac{\pi}{180} = -\frac{2\pi}{3}
### 問題229
弧度法から度数法への変換は、以下の公式を用います。
度数=ラジアン×180π\text{度数} = \text{ラジアン} \times \frac{180}{\pi}
* (1) 23π\frac{2}{3}\pi: 23π×180π=120\frac{2}{3}\pi \times \frac{180}{\pi} = 120
* (2) 52π\frac{5}{2}\pi: 52π×180π=450\frac{5}{2}\pi \times \frac{180}{\pi} = 450
* (3) 176π\frac{17}{6}\pi: 176π×180π=510\frac{17}{6}\pi \times \frac{180}{\pi} = 510
* (4) π2-\frac{\pi}{2}: π2×180π=90-\frac{\pi}{2} \times \frac{180}{\pi} = -90
* (5) 34π-\frac{3}{4}\pi: 34π×180π=135-\frac{3}{4}\pi \times \frac{180}{\pi} = -135
## 最終的な答え
### 問題226
390°, -330°
### 問題228
* (1) π3\frac{\pi}{3}
* (2) π6-\frac{\pi}{6}
* (3) 7π4\frac{7\pi}{4}
* (4) 2π5\frac{2\pi}{5}
* (5) 2π3-\frac{2\pi}{3}
### 問題229
* (1) 120°
* (2) 450°
* (3) 510°
* (4) -90°
* (5) -135°

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